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年度 2026年度 開講部局 教育学部
講義コード CC513764 科目区分 専門教育科目
授業科目名 幼児教育学演習I
授業科目名
(フリガナ)
ヨウジキョウイクガクエンシュウI
英文授業科目名 Seminar in Early Childhood Education and Care I
担当教員名 担当教員未定
担当教員名
(フリガナ)
タントウキョウインミテイ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 木5-6:教K104
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
対面
演習中心、ディスカッション、学生の発表 
単位 1.0 週時間 2 使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生
授業のキーワード 幼児教育学 子ども・子育て環境 保育の質 Pedagogical Documentation 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
教育学プログラム
(能力・技能)
・外国語運用能力、統計分析、観察法、情報処理など、教育学の研究手法の基礎を習得している。
・具体的な教育課題に対して、情報収集力や研究手法を応用し、得られた資料ならびに結果を分析的・批判的に吟味できる(メディアリテラシー、クリティカルシンキング)。 
授業の目標・概要等  欧米諸国において日本の幼児教育は、これまでどのように紹介され、どのように議論されているのだろうか。例えば、Lewis(1995)は、日本の幼児教育が重視する自由な遊びは、決して楽しい時間を過ごすための方法ではなく、子どもたちの相互のつながりを育て、集団の中で生活する意欲と能力を養うという、2つの教育目標を具現化するための重要な方法であると指摘した。また、Holloway(2000)は、「関係重視型」「役割重視型」「子ども重視型」という3つのタイプの幼稚園を紹介することで、幼児教育の実状の多様性を示した。これによって、欧米の研究者の間で従来語られてきた、「自由な遊びが中心で、教科学習的内容がカリキュラムに組み込まれることは少なく、保育者は優しく、子どもたちの逸脱行動について厳しく叱ることもない」といった日本の幼児教育のイメージが決して単純でないことを指摘した。さらに、Izumi-Taylor(2008, 2009, 2013)は、(1)日本の保育者は、group meetingの活動を通して、子どもたちが自分の意見やアイディアを表現できるような、自律性を培うことを重視していること(Izumi-Taylor 2008)、(2)日本の保育者は、子どもたちが自己反省することでより学ぶことができると捉えており、保育者の役割は、そうした子どもたちの自己反省(自律的な内省)の発達を促すことであること(Izumi-Taylor 2009)、(3)日本の保育者は、集団活動の文脈において、子どもたちの思考を促すためにopen ended questionsを投げかけるなどの足場かけを行っており、それらは子どもたちの興味に基づいて行われることが重要であること(Izumi-Taylor 2013)など、様々な角度から日本の幼児教育の特徴を論じた。
 本授業では、こうした議論のレビューを通して、社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育に対する省察や自明性の問い直しを図るためのリソースを構築する。
 
授業計画 社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:レビュー(1)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:レビュー(2)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:レビュー(3)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:レビュー(4)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:レビュー(5)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:省察と検討(1)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:省察と検討(2)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:省察と検討(3)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:省察と検討(4)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:省察と検討(5)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:リソースの構築(1)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:リソースの構築(2)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:リソースの構築(3)
社会的・文化的営みとしての日本の幼児教育:リソースの構築(4)
総括 
教科書・参考書等 授業の中で適宜紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
【詳細情報】 配付資料、講読図書(洋書)、映像、その他 
授業で取り入れる
学習手法
予習・復習への
アドバイス
授業の中で適宜アドバイスを行う。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 この授業は,次の点に基づいて総合的に評価する。
(1)授業の出席状況とディスカッション
(2)研究発表の内容 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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