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年度 2026年度 開講部局 教育学部
講義コード CC220402 科目区分 専門教育科目
授業科目名 数学教育方法論
授業科目名
(フリガナ)
スウガクキョウイクホウホウロン
英文授業科目名 Methodology of Mathematics Education
担当教員名 岡崎 正和
担当教員名
(フリガナ)
オカザキ マサカズ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 水5-8:教L205
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義と演習 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生 第二類(数理系コース)学生他
授業のキーワード 数学教育の目的・目標,学習指導方法,数学科学習指導案,模擬授業 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
授業の到達目標(広島大学到達目標型教育プログラム)
観点「知識・理解」:数学教育の方法に関する基本的な知識を理解する。
観点「知的能力・技能」:数学教育の原理や方法に関する文献や資料を収集し,読解したり分析したりすることができる。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 授業の目標
数学教育方法に関する基礎的・基本的な知識を理解し,生徒の数学的達成度や学力の成果と課題を踏まえて,中学校並びに高等学校における数学教育を効果的に実践するための基礎的な資質・能力を養う。
授業の概要
数学教育の原理や方法に関して,理論と実践の統合の観点から分析・検討し,それらの理解を深めるとともに,実践の改善に役立てることができるようにする。また,生徒の数学的達成度や学力の成果と課題を踏まえて,授業観察力や授業実践力を高めて中学校並びに高等学校における数学教育を効果的に実践することができる力量を身に付ける。 
授業計画 第1回:本授業の概要と目標
 本授業の概要を説明することにより,その目標を明確にする。
第2回:数学教育の目的・目標
 中学校並びに高等学校における数学教育の目的と目標を理解する。
第3回:国際・国内の学力調査から見た日本の生徒の現状
 学力調査等から見る数学科の学習や指導の課題を明確化する。
第4回:数と式・代数領域の指導 (1)
 正負の数,整数,平方根,実数,集合を対象に,数の拡張とそれに伴う演算の意味の拡張場面における指導について考える。
第5回:数と式・代数領域の指導 (2)
 文字式の学習の意義と困難性,文字式を用いた証明の学習指導の方法について考える。
【課題レポート1】 全国学力・学習状況調査の問題を次の点から分析する。1) 問題に託された数学教育の理念や目的を問題分析から明らかにすること,2) 達成度の低い問題について,その原因を,生徒の学び,教師の指導,指導内容のあり方の視点から考察するとともに,具体的な指導の方法を提案すること。
第6回:図形・幾何領域の指導 (1)
 算数から数学への移行過程の視点から,作図と移動の学習を捉える。また,空間図形の学習指導のあり方を体験的に学ぶ。
第7回:図形領域の指導 (2)
 図形の論証の意義と困難性を確認し,学習指導のあり方を考える。図形・幾何領域に特有な考え方を理解し,図形を探究する態度を養う。
第8回:関数領域の指導 (1)
 数学科の学習指導において,関数的な見方・考え方の意義を理解する。関数の表現の指導について,日常的な感覚とのつながりをもとに探究する。
第9回:関数領域の指導 (2)
 比例,一次関数,二次関数,三角関数,指数・対数関数のそれぞれの学習指導に固有な課題を明らかにし,指導の改善に取り組む態度を養成する。
第10回:データの活用領域の指導 (1)
 統計的な見方・考え方や活動のあり方について概説し,体験的な活動を通して,統計的な問題解決について理解を深める。確率論に支えられた統計的な思考の様相を吟味する。
第11回:データの活用領域の指導 (2)
 確率の見方・考え方の特徴や困難性について理解する。体験的な活動を通して,確率的現象の意味づけについて検討する。
第12回:中学校・高等学校数学科における評価の意義と方法
 中学校・高等学校数学科における評価の意義と方法について理解する。
第13回:中学校・高等学校数学科における授業づくりの方法
 中学校・高等学校数学科における授業の作り方と学習指導案の記述の方法について理解するとともに,実際に学習指導案を書いてみる。
第14回:中学校・高等学校数学科の模擬授業の実施
 模擬授業を実施する。これまで学んできたことをもとに,模擬授業を評価し,協議結果をまとめる。
【課題レポート2】 1) 模擬授業のために作成した指導案を練り直す,2) 実際に模擬授業を行ってみて,あるいは模擬授業を観察してみて,協議を行った結果を報告する,3) 模擬授業とその協議をふまえて,数学科における学習指導の方法や課題について考察する。
第15回:数学科の学習指導の目的・内容・方法・評価のまとめと今後の課題
 講義と模擬授業を通して学んできたことを振り返り,数学教育のあり方や学習指導の方法についてまとめる。また,自らの研究課題を見いだし,数学科教師としての成長に役立てる。

記述式試験を行い,数学教育方法に関する基礎的・基本的な知識の理解と,中学校並びに高等学校における数学教育を効果的に実践するための基礎的な資質・能力を評価する。 
教科書・参考書等 教科書:
中学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省)
中学校学習指導要領解説 数学編(平成29年7月 文部科学省)
高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省)
高等学校学習指導要領解説 数学編(平成30年7月 文部科学省)
高等学校学習指導要領解説 理数(平成30年7月 文部科学省)
小山正孝編著『教師教育講座第14巻 中等数学教育』,協同出版.
礒田正美・影山和也編著『新・教職課程演習第19巻 中等数学科教育』,協同出版.
文部科学省『中学校学習指導要領解説―数学編―』.
文部科学省『高等学校学習指導要領解説―数学編・理数編―』.
数学教育学研究会編『新訂数学教育の理論と実際』,聖文新社.
参考書・参考資料:
国立教育政策研究所『全国学力・学習状況調査報告書』,国立教育政策研究所.
日本数学教育学会編『学校数学の授業構成を問い直す』,産業図書.
中原忠男編『算数・数学科重要用語300の基礎知識』,明治図書.
中学校数学科教科書:中学1年,中学2年,中学3年
高等学校数学科教科書:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B,数学C
数学科学習指導案 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, Microsoft Teams, moodle
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)
必携PC
中学校・高等学校数学科授業DVD(本数2,1回の上映時間50分) 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション, 小テスト/ クイズ形式, 授業後レポート
予習・復習への
アドバイス
第1回~第4回:中学校・高等学校における数学教育の目的・目標と方法について,各自の考えをまとて提出すること。
第5回~第10回:全国学力・学習状況調査等の結果を分析して,生徒の数学的達成度・学力の課題について,その要因とそれを克服する方策を考え提出すること。
第11回~第15回:各自で中学校及び高等学校の数学科学習指導案を作成し,グループ討論を踏まえて,それらの数学科学習指導案を改善し提出すること。 
履修上の注意
受講条件等
第二類(数理系コース)学生を対象とする。
ただし,真剣に教職をめざす学生であれば,第二類(数理系コース)以外の学生が受講してもよい。 
成績評価の基準等 授業の成績は,課題レポート(20点),定期試験(80点)の合計100点で評価する。観点「知識・理解」は主として定期試験の結果で評価し,観点「知的能力・技能」は主として課題レポートの内容と質で評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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