| 年度 |
2026年度 |
開講部局 |
教育学部 |
| 講義コード |
CC113301 |
科目区分 |
専門教育科目 |
| 授業科目名 |
外国人児童・生徒の教育 |
授業科目名 (フリガナ) |
ガイコクジンジドウ・セイトノキョウイク |
| 英文授業科目名 |
Education of Culturally and Linguistically Diverse Students |
| 担当教員名 |
南浦 涼介 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミナミウラ リョウスケ |
| 開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
| 曜日・時限・講義室 |
(1T) 月9-10,木9-10:教K108 |
| 授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
| 講義およびディスカッション |
| 単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
| 学習の段階 |
2
:
初級レベル
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| 学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
| 学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
| 対象学生 |
1年次生 |
| 授業のキーワード |
SDGs_01, SDGs_04, SDGs_10, SDGs_16 外国人児童生徒,子ども理解,学習デザイン,学校づくり,カリキュラム,言語教育,多文化共生 |
| 教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第1ステップ:初等教育についての基礎的理解が期待されている。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
| 授業の目標・概要等 |
・日本国内の外国人児童生徒等がおかれた状況と,学校や地域において展開されるそうした子どもたちの教育の実際を通して,教員養成の第一段階において重要なこれまでの学校経験の「あたりまえ」を捉え直すとともに,子どもたちの抱える課題や可能性に対する想像力を身につける。 ・そうした子どもたちを言語的文化的な多様性として捉え,包摂する教育の視点を身につける。 ・まず,第1回から第4回は,「現状と課題」ということで,外国人児童生徒教育の現状と課題を知るとともに,子どもたちの来日経緯や学習環境,対日時間,日本語と母語の力や成長,学力について学ぶ。その後,第5回から第11回は,学校におけるカリキュラムの捉え方に焦点を置き,日本語によるアプローチ,バイリンガルアプローチ,学校全体アプローチ,学校外連携アプローチに分類しながら,子どもたちへに対する日本語教育やそれを応用した授業の方法,複数言語を活用していくことの視点,インクルーシブの教育のあり方,学校づくり,地域協働といった視点を駆使しながら,言語的文化的に多様な子どもたちがともに学ぶ学校づくり,地域づくりのありかたを考える。 第11回~第15回は,これまでに学んだカリキュラムへの視座をふまえながら,ことばの分析,インクルーシブな授業の発想と分析,評価の発想を総合的に分析していく視点を持つ。 |
| 授業計画 |
第1回:フェーズ1 外国につながる子どもたちとその背景を知る(1) 【多様性の教育のポイント・子どもたちの特性】私たちはどのような子どもを教育の対象にするのか? 第2回:フェーズ1 外国につながる子どもたちとその背景を知る(2) 【受入れ】外国人児童生徒のいる学校で子どもたちをどう受け入れているのか? 第3回:フェーズ1 外国につながる子どもたちとその背景を知る(3) 【背景】子どもたちはどのような歴史的背景,社会的背景をもってここにいるのか? 第4回:外国につながる子どもたちもいる学校・教室の場で子どもたちを育てるアプローチ(1) 【日本語アプローチ(その1)】第二言語で言葉を教える/学ぶとはどういうことか? 第5回:外国につながる子どもたちもいる学校・教室の場で子どもたちを育てるアプローチ(2) 【日本語アプローチ(その1)】教科を日本語を学びながら学ぶ,どのように?① 授業の実際を知る 第6回:外国につながる子どもたちもいる学校・教室の場で子どもたちを育てるアプローチ(3) 【日本語アプローチ(その1)】教科を日本語を学びながら学ぶ,どのように?② 授業に埋め込まれた言語の形式と機能 第7回:外国につながる子どもたちもいる学校・教室の場で子どもたちを育てるアプローチ(3) 【多言語・多文化アプローチ(その1)】バイリンガルとはどういうことか? 第8回:外国につながる子どもたちもいる学校・教室の場で子どもたちを育てるアプローチ(4) 【多言語・多文化アプローチ(その2)】複数の言語で学ぶことの価値づくり 第9回:外国につながる子どもたちもいる学校・教室の場で子どもたちを育てるアプローチ(5) 【学校全体アプローチ】学校全体の中で子どもを伸ばす視点づくり 第10回:外国につながる子どもたちもいる学校・教室の場で子どもたちを育てるアプローチ(6) 【学校外連携アプローチ】地域と学校の連携の中で子どもを伸ばす 第11回:フェーズ3 多言語・多文化の教育をカリキュラムで捉える(1) 【事例分析1】事例分析から4つのアプローチをつなげる 第12回:フェーズ3 多言語・多文化の教育をカリキュラムで捉える(2) 【事例分析2】「外国人児童生徒の少ない地域」でどう取り組むか? 第13回:フェーズ3 多言語・多文化の教育をカリキュラムで捉える(3) 【事例分析3】「みんなで学ぶ多文化・多言語共生の教育」をどうつくるか? 第14回:フェーズ3 多言語・多文化の教育をカリキュラムで捉える(4) 【事例分析4】「評価」をどのように考えるか? 第15回:まとめ
授業内にmoodleを用いた確認テストを行います。80点以上を取るまで何度もトライできます。80点以上をクリアすると,最終課題に取り組むことができます。 |
| 教科書・参考書等 |
授業内で適宜指示する |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, 映像資料, Microsoft Teams, Microsoft Stream, Microsoft Forms, その他(【詳細情報】を参照) |
| 【詳細情報】 |
配付資料などはMicrosoft Teamsを用いて配信。各自でダウンロードなどをして利用してください。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
ディスカッション, PBL(Problem-based Learning)/ TBL(Team-based Learning) |
予習・復習への アドバイス |
報道などでも多くの外国人児童生徒教育に関する情報がなされており,ウェブ上でもさまざまなものを視聴・閲覧することができます。それらを通して議論の動向,子どもたちの置かれた状況を理解するとともに,学校現場や地域の取り組みを知り,関心を掘り下げたり,授業で得たことと実際に起きていることをつなげたりするようにしてください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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| 成績評価の基準等 |
授業のふりかえり(60%),授業内確認テストおよび期末レポート(40%) |
| 実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
外国人児童生徒に対する日本語指導に携わった経験をもつ教員が,外国人児童生徒をめぐる教育の課題や取り組みに関する視点を提供します。 |
| メッセージ |
ここしばらく、外国人児童生徒の教育は報道でも大きく扱われるようになりました。また、新しい学習指導要領でも、「総則」に「日本語が十分でない児童生徒への教育的配慮」が明記されるようになりました。「外国人児童生徒の教育」は学校教員を目指す人にとって誰にとっても欠かすことのできない重要な視点となっています。「日本語を話す日本人」を前提としない、多様な言語的背景と文化的背景を持った子どもたちがみなさんの前におり、そしてそうした子どもたちの存在を当たり前にしながら教育を遂行していくために、何が必要になるのか。その観点を持つことは、ひいては「誰にでもやさしい教育をすること」につながっていきます。そうした力をぜひ獲得していくことを、期待します。 |
| その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |