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年度 2026年度 開講部局 文学部
講義コード BN518201 科目区分 専門教育科目
授業科目名 ドイツ近現代文学演習C
授業科目名
(フリガナ)
ドイツキンゲンダイブンガクエンシュウC
英文授業科目名 Seminar in Modern German Literature C
担当教員名 原 千史
担当教員名
(フリガナ)
ハラ チフミ
開講キャンパス 東広島 開設期 4年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 集中
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義中心・ディスカッション・学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 14 : 文化論
対象学生 2年生以上の独文専攻学生、他分野の学部生
授業のキーワード ヴァイマル文化、批判理論、批評、表現主義、W.ベンヤミン、Th.W.アドルノ 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
欧米文学語学・言語学プログラム
(能力・技能)
・イギリス・アメリカ、ドイツもしくはフランスの文学と語学、または諸言語に関する研究の方法の習得 
授業の目標・概要等 今年は奇しくもヴァイマル共和国が建国されてから100年となる節目の年です。第一次世界大戦後の混乱の中から誕生したヴァイマル共和国は、1933年のヒトラー内閣成立により崩壊するまで、政治面でも経済面でも不安定な国家でした。しかし、そのわずか14年ほどの短命な共和国時代に、文化面では後に「黄金の20年代」と呼ばれるほど多彩で独創的な思想・文学・芸術の運動が現れ活況を呈しました。現代の思想・芸術にもつながる原点となったヴァイマル文化について、思想では批判理論を中心にすえて、同時代の前衛的な文学・芸術の動向にも言及しつつ考察していきます。 
授業計画 第1回 導入 ヴァイマル共和国について─その誕生から崩壊まで
第2回 ヴァイマル期の思想1─危機の時代の思想 現象学と社会批判
第3回 ヴァイマル期の思想2─フランクフルト大学と社会研究所の設立
第4回 ヴァイマル期の思想3─『社会研究誌』と批判理論の成立
第5回 ヴァイマル期の文学1─危機の時代における批評 W.ベンヤミン『ドイツロマン主義における芸術批評の概念』1920

第6回 ヴァイマル期の文学2─独自の翻訳論  W.ベンヤミン「翻訳者の課題」1921

第7回 ヴァイマル期の文学3─表現主義と20年代 Th.W.アドルノ「かの20年代」、「表現主義と芸術的真実」

第8回 ヴァイマル期の芸術1(絵画)─W.カンディンスキーと青騎士P.クレーと抽象絵画への道

第9回  ヴァイマル期の芸術2(絵画・写真)─新即物主義の台頭とベルリン・ダダ( O.ディックス、G.グロッス)、A.ザンダー ─ 社会の肖像としての写真
第10回  ヴァイマル期の芸術3(建築)─バウハウスの開設とその教育理念、W.グロピウスの建築思想
第11回 ヴァイマル期の芸術4(建築)─表現主義建築の隆盛H.ペルツィヒ、 B.タウトとガラス建築

第12回 ヴァイマル期の芸術5(映画)─表現主義映画の誕生─「カリガリ博士」と「吸血鬼ノスフェラトゥ」

第13回 ヴァイマル期の芸術6(映画)─表現主義映画の発展─「最後の人」と「メトロポリス」

第14回 ヴァイマル期の芸術7(映画)─S.クラカウアーの映画論『カリガリからヒトラーまで』

第15回 ヴァイマル文化の日本への影響─村山知義と前衛集団マヴォ 総括および質疑応答


講義終了後に3000字程度のレポートを提出してもらいます。
授業では板書以外にも、画像資料などが必要な場合は、適宜パワーポイントを使用します。 
教科書・参考書等 授業にてレジュメ・資料を配布し、参考文献も随時指示します。 
授業で使用する
メディア・機器等
【詳細情報】 テキスト・配付資料・映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
予習・復習への
アドバイス
第1回 ヴァイマル共和国について歴史の教科書などで簡単にその概要を予習しておく。
第2回〜第4回 資料として配布する拙稿「越境する批判精神─フランクフルト社会研究所と亡命知識人」で講義内容を復習しておく。 
第5回〜第7回 資料として配布するドイツ語原文(抜粋)を独文専攻の学生、特に大学院生はあらかじめ読んでおく。ドイツ語学習歴のない学生には別途日本語での資料を配布するので復習しておく。
第8回〜第14回 ヴァイマル期の絵画・写真・映画について、授業で配布する資料をもとに復習しておく。
第15回 講義内容を復習して質問やコメントを考えておく。
 
履修上の注意
受講条件等
初級ドイツ語を履修済みであることが望ましい。 
成績評価の基準等 授業に取り組む姿勢、口頭発表およびレポートをもとに総合的に評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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