| 年度 |
2026年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
| 講義コード |
ASF29001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
| 授業科目名 |
地域環境社会論演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
チイキカンキョウシャカイロンエンシュウ |
| 英文授業科目名 |
Seminar in Studies on Community and Environment |
| 担当教員名 |
福田 恵 |
担当教員名 (フリガナ) |
フクダ サトシ |
| 開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
| 曜日・時限・講義室 |
(1T) 木5-8:総K202 |
| 授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(同時双方向型), オンライン(オンデマンド型) |
対面を基本とする。必要に応じてオンライン授業を行う予定。 演習中心、ディスカッション |
| 単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
| 学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
| 学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
| 学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
| 対象学生 |
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| 授業のキーワード |
集落の消失と生成、山村社会、中国山地、学知・生活知・実践知 |
| 教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
|---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解 (能力・技能) ・自らの研究成果をレポートや論文にまとめ、ゼミや研究会等で発表し、質問などにも回答できる能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力 |
| 授業の目標・概要等 |
本講義では、山村社会の消失と生成という最前線のテーマについて、関連文献や資料および現場の「声」を指針としながら、基本的な知識と創発的な対話力の習得を目的としている。 現在、日本の山村部では集落の小規模化、無人化、消失が顕在化しつつある。世界的にみても、広範囲におよぶ集落の消失は稀有でありその動向が注目されている。同時に消失の中に数々の生成の動きも垣間見える。私たちは、この集落の消失と生成といかに向き合うことができるのであろうか。この問いに対して、中国山地の諸事例を通して、社会学的、学際的考察を進め、そうした学知と生活知、実践知とのあらたな配置/接合を模索したい。 授業ではまず日本の山村社会(および中国山地、島根県益田市匹見町)の特性、歴史と現状および研究上の諸論点について解説を加える。そのうえで中国山地を舞台としたこれまでの営みや現在の活動について、現地で地域を支えてきた人たち(ゲストスピーカー)の「声」に耳を傾ける。最後に、グループワークを通して、地域社会の課題と方向性を確認しつつ、山村のアクチュアリティをいかに掴みだすのか、あるいは反転して、なくなりゆくものの中から、自分たちの社会にとって欠かせないもの、掴みださなければならないものは何かを考えたい。その取り組みは、同時に学知の課題と可能性とは何かを私たちに突き付けてくるはずである。 |
| 授業計画 |
1 ガイダンス 2 地域・環境・社会に関するキーワードと文献・資料紹介 3 文献と研究動向~山村社会の特性/山村研究の諸論点/中国山地の過去と現在 4 事前学習~文献・資料の読解、質問と論点の作成 5 講演(ゲストスピーカー) 6 討論 7 グループワーク 8 小括 9 文献と研究動向~集落の消失と生成というテーマ/匹見町の過去と現在 10 事前学習~文献・資料の読解、質問と論点の作成 11講演(ゲストスピーカー) 12 討論 13 グループワーク 14 小括 15 総合考察
レポート |
| 教科書・参考書等 |
教科書なし。参考書は随時紹介する。主な参考文献は以下の通り。 中国新聞社編、1967、『中国山地(上)』未来社 中国新聞社編、1968、『中国山地(下)』未来社 中国新聞社編、1986、『新中国山地』未来社 中国新聞社編、2004、『中国山地――明日へのシナリオ』未来社 中国新聞社編、2016、『中国山地――過疎50年』未来社 福田恵、長坂格、2020、「山間地域における移住者の社会的役割――その継承と生成に着目して」日本科学者会議編『日本の科学者』55(10月号)、本の泉社、17-23頁 福田恵、2022、「中国山地の狭く広い世界――小集落・動物・写真を手がかりとして」『村落社会研究ジャーナル』28 (2) 、26-28頁 福田恵・石橋留美子、2023、「地域の命脈を問う調査から考える――調査者と調査協力者との対話を通して」『アクションリサーチという問い――フィールドとの向き合い方を考える』(『年報村落社会研究』59)、農山漁村文化協会、133-163頁 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, 映像資料, Microsoft Forms, その他(【詳細情報】を参照), moodle |
| 【詳細情報】 |
画像資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
ディスカッション, 授業後レポート |
予習・復習への アドバイス |
紹介する資料や文献を「講演」の前後に読み、自身の考えを広げておくと得るものは確実に多くなると思います。 |
履修上の注意 受講条件等 |
総合科学部旧プログラム学生が単位修得した場合,それぞれの入学年度の学生便覧「総合科学部専門教育科目一覧表」の区分のうち地域文化プログラムの授業科目の単位を履修したものとして取り扱う。 |
| 成績評価の基準等 |
報告・発言(30%)、小レポート(40%)、期末レポート(30%) |
| 実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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| メッセージ |
地域で経験する事柄やメディアを通して得る情報は一種のリアリティをもつが、学問的にどのように考えたらよいのかわからない。地域社会に関する社会学的、学際的考え方はなにかの役に立ちそうだが、どのように使ったらよいのかわからない。二つの「わからない」をクロスさせることで、新たな知を生み出す訓練を少しずつしてみましょう。 |
| その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |