| 年度 |
2026年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
| 講義コード |
ASA15001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
| 授業科目名 |
東アジア社会文化史 |
授業科目名 (フリガナ) |
ヒガシアジアシャカイブンカシ |
| 英文授業科目名 |
Social and Cultural History of East Asia |
| 担当教員名 |
丸田 孝志 |
担当教員名 (フリガナ) |
マルタ タカシ |
| 開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
| 曜日・時限・講義室 |
(4T) 木5-8:総K108 |
| 授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
| 講義中心 感染状況によっては、ハイブリット、オンライン(オンデマンド)を使用することもある。 |
| 単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
| 学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
| 学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
| 学問分野(分科) |
07
:
史学 |
| 対象学生 |
歴史的な方法でアジアと日本の関係について考えたい人。 |
| 授業のキーワード |
時間 暦 民俗 セレモニー 日本傀儡政権 帝国 伝統 近代 国民統合 |
| 教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 歴史学研究の分野において、文化・民俗を基礎とした地域研究を国際的な視野で展開する科目である。 |
|---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・異文化・異領域の人々に対するコミュニケーション能力の前提となる日本語・日本文化及び外国語・外国文化への知識・理解 (能力・技能) ・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 (総合的な力) ・課題の克服について異文化・異領域の人々に向けて、自らの考えを論理的かつ簡潔に説明し、討論の中で指導力を発揮できる総合的な能力 |
| 授業の目標・概要等 |
中華世界の宇宙観・時間概念、伝統暦と節日成立の原理、およびこの秩序と東アジアの関係について理解する。また、西洋の衝撃の下、日本・中国が国民国家の時間を追及していく過程、これらの中で、伝統的時間の要素が政治権力によって再編されていく過程について検討する。ついで日本帝国とその植民地・占領地が共有した帝国の時間の問題を取り上げ、これと中国の時間がどのように関わったかを考察する。 |
| 授業計画 |
第1回 導入-歴史にみる時間の類型
第2回 中華世界と暦・時間(1) 暦の原理と中華世界・日本
第3回 中華世界と暦・時間(2) 節日の原理
第4回 中華世界と暦・時間(3) 節日の諸相と王朝儀礼①
第5回 中華世界と暦・時間(4) 節日の諸相と王朝儀礼②
第6回 近代日本の時間と記念日
第7回 近代中国の時間と記念日(1) 清末の紀元論・辛亥革命 第8回 近代中国の時間と記念日(2) 北京政府:共和と伝統
第9回 近代中国の時間と記念日(3) 国民政府:革命の記憶
第10回 日本傀儡政権の時間と記念日(1) 「満州国」
第11回 日本傀儡政権の時間と記念日(2) 「臨時政府」「華北政務委員会」 第12回 日本傀儡政権の時間と記念日(3) 改暦論・対華新政策 第13回 中共政権の記念日と民俗利用(1) 第14回 中共政権の記念日と民俗利用(2) 第15回 まとめ
レポートと期末試験を実施する。
感染状況によっては、Bb9による小テストを併用する。 |
| 教科書・参考書等 |
講義形式:講義中心 講義レジュメ有 使用する視聴覚教材の種類:ビデオ・DVD・接写カメラ ビデオ・DVD使用の場合:3本×3分 ビデオ・DVDの文字情報:日本語字幕もしくは中国語字幕 参考書 佐藤次高・福井憲彦編『ときの地域史』(山川出版社, 1999年),小関隆編『記念日の創造』(人文書院, 2007年), 岡田芳朗『明治改暦』(大修館出版社 1994年),佐藤卓巳・孫安石『東アジアの終戦記念日』(ちくま新書,2007年)など。その他講義中に適宜紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, 映像資料, moodle |
| 【詳細情報】 |
講義レジュメ、ビデオ・DVD・接写カメラ |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 歴史にみる時間の諸類型から近代の時間概念についての基礎を把握する。 第2回 中国の太陰太陽暦の原理と宇宙観、その日本への影響について理解する。 第3回 節日の成立原理について理解する。 第4,5回 中国における節日の民俗・王朝儀礼の特徴と、日本におけるその変容について理解する。 第6回 明治日本の新暦への改暦と、新たな記念日の成立過程について理解する。 第7回 清末の紀元論を国際的な視野において理解する。辛亥革命を伝統的時間との関係において理解する。 第8回 北京政府期の時間と記念日の構成原理を国際的な視野において理解する。 第9回 国民政府の時間と記念日の特徴を国際的な視野において理解する。 第10回 「満州国」の時間と記念日の特徴を日本の時間との関係で理解する。 第11回 「臨時政府」・「華北政務委員会」の時間と民俗利用の特徴を理解する。 第12回 「華北政務委員会」の時間に関する政策の変化の意義を理解する。 第13回 中共政権の時間の民俗利用の特徴を、日本傀儡政権との比較で理解する。 第14回 中共政権の時間の民俗利用の特徴を、日本傀儡政権との比較で理解する。 第15回 中国の暦と時間の特徴を歴史的に捉える。 |
履修上の注意 受講条件等 |
なし。 |
| 成績評価の基準等 |
レポートと期末試験で評価する。受講生が多い場合には、Bb9による毎回の小テストとレポートによる評価に切り替える。 |
| 実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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| メッセージ |
日常生活に定着した暦・時間・記念日・セレモニーなどは、自然なものとして社会に受け入れられる一方で、我々を社会的・政治的に一定の方向に規律づける作用を持っています。この問題について、日本と中国の関係を中心に考えていきます。 |
| その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |