| 年度 |
2025年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻量子物質科学プログラム |
| 講義コード |
WSP05300 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
| 授業科目名 |
高周波計測工学 |
授業科目名 (フリガナ) |
コウシュウハケイソクコウガク |
| 英文授業科目名 |
RF Measurement Engineering |
| 担当教員名 |
伊藤 浩之 |
担当教員名 (フリガナ) |
イトウ ヒロユキ |
| 開講キャンパス |
双方向 |
開設期 |
1年次生 前期 集中 |
| 曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
| 授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
オンライン(同時双方向型), オンライン(オンデマンド型) |
| 講義中心 |
| 単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
| 学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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| 学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
| 学問分野(分科) |
12
:
電子工学 |
| 対象学生 |
博士課程前期学生 |
| 授業のキーワード |
高周波、スペクトラムアナライザ、ネットワークアナライザ |
| 教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
|---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
| 授業の目標・概要等 |
高周波(数GHz帯)における計測技術について,基礎理論の講述と,スペクトラムアナライザおよびネットワークアナライザを利用した計測に関する高度な実習を行う。また、高周波回路や電磁界シミュレータであるADS(Advanced Design System)により、高周波計測に関する理解を深める。集中講義形式で開講する。実習機器の都合で受講人数が制限される場合がある。 |
| 授業計画 |
第1回 マイクロ波の概要と伝送線路 ・マイクロ波特有の性質の理解。 ・マイクロ波伝送線路でのインピーダンスの理解。 第2回 反射・伝送パラメータ・スミスチャート ・高周波における伝送反射パラメータを理解する。 ・Sパラメータ、差動Sパラメータの基礎を理解する。 第3回 スペクトラムアナライザの原理と仕様 ・スペクトラムアナライザの動作原理 ・スペクトラムアナライザに求められる必要諸元を理解する。 ・位相雑音の概念の理解 第4回 変調スペクトラム解析 ・AM変調、FM変調、パルス変調の理解と、そのスペクトラムの特徴を理解する ・Digital変調解析の基礎を理解する。 第5回 Noise Figureの基礎/マイクロ波コネクタ ・雑音指数と等価入力換算雑音の概念的な意味を理解する ・マイクロウェーブ同軸コネクタの種類と特長を理解する 第6回 ネットワークアナライザの原理と各種測定手法 ・ネットワークアナライザの原理を理解、Sパラメータ測定を理解する ・1ポート校正とフル2ポート校正、TRL校正を理解する ・反射/伝送測定における誤差要因の理解と誤差を除去する校正方法の理解。 第7回 ネットワーク測定実験(Ⅰ)-実習- ・SOLT校正の実際を学ぶ 第8回 ネットワーク測定実験(Ⅱ)-実習- ・受動部品(フィルタ、ダイプレクサ等)の測定実習 第9回 シミュレータ(高周波回路シミュレータ)の使い方-実習- ADSの使い方基礎 第10回 高周波回路設計、試作、測定(Ⅰ)-実習- ADSを利用してストリップライン利用のLPFを設計し、実際に測定評価する。 高周波アンプを設計試作し、その特性をネットワークアナライザで測定する。 第11回 高周波回路設計、試作、測定(Ⅱ)-実習- ネットワークアナライザを利用した差動Sパラメータ測定、タイムドメイン測定 第12回 スペクトラム解析(測定実習)(Ⅰ)-実習- ・AM、FM、パルス変調波を測定し、スペクトラムから変調度その他のパラメータを計算する。 第13回 スペクトラム解析(測定実習)(Ⅱ)-実習- デジタル変調信号解析を理解する。 第14回 スペクトラム解析(測定実習)(Ⅲ)-実習- 高周波アンプの測定 相互変調の理解と測定 |
| 教科書・参考書等 |
教科書:特になし 参考書,講義資料等:講義中に配付する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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| 【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学学修規程で定められた時間を目安に行う。 |
履修上の注意 受講条件等 |
電気回路論、電子回路論の基礎知識。 この授業はIntegrated Green-niX College関連講義(東京科学大学、豊橋技術科学大学,長岡技術科学大学,明治大学との半導体人材育成に係る単位互換に関する覚書に基づく講義)になります。 事前に各大学の特別聴講学生申請手続をしていない場合は履修登録が出来ませんのでご注意ください。 |
| 成績評価の基準等 |
出席、及び実習中の課題(レポート)で採点する。 |
| 実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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| メッセージ |
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| その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |