年度 |
2025年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻社会基盤環境工学プログラム |
講義コード |
WSM21502 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
Advanced Soil Mechanics |
授業科目名 (フリガナ) |
ドシツリキガクトクロン |
英文授業科目名 |
Advanced Soil Mechanics |
担当教員名 |
木戸 隆之祐 |
担当教員名 (フリガナ) |
キド リュウノスケ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 火1-2,金1-2 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(同時双方向型) |
講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
13
:
土木工学 |
対象学生 |
学部4年生(早期履修),大学院生 |
授業のキーワード |
土質力学,不飽和土,粒状体力学,Python,有限要素法,個別要素法 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
・学部2年生,3年生で学んだ土質力学を復習しつつ,十分に解説されていない不飽和土質力学や,土の力学挙動を司る粒状体力学について学ぶ. ・Pythonの基礎的なプログラミング(変数,リスト,関数,グラフ描画など)を身につけて,効率的なデータ整理や論文執筆に役立つ技術取得を目指す. ・数値解析(例:有限要素法,個別要素法)を使って,解析の特徴や流れをつかむ. |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション(講義の進め方の解説,演習に必要なソフトインストール作業など) 第2回 基本的な物理量の復習とPython基礎その1(変数の定義,四則演算.リスト) 第3回 透水・浸透の復習とPython基礎その2(条件分岐,繰り返し,関数) 第4回 締固めの復習とPython基礎その3(ファイルの読み書き,グラフ描画) 第5回 圧密とPython基礎その4(ファイルの読み書き,グラフ描画) 第6回 せん断とPython基礎その5(ファイルの読み書き,グラフ描画) 第7回 単元のまとめ演習① 第8回 不飽和土質力学 その1(表面張力,サクション,保水形態) 第9回 不飽和土質力学 その2(水分保持特性,ヒステリシス) 第10回 不飽和土質力学 その3(せん断特性) 第11回 単元のまとめ演習② 第12回 連続体・不連続体として捉える土の挙動 その1 第13回 連続体・不連続体として捉える土の挙動 その2 第14回 連続体・不連続体として捉える土の挙動 その3 第15回 単元のまとめ演習③
試験や,期限を設定したレポートは課さず,各回の演習で完結する. |
教科書・参考書等 |
図説 わかる土質力学 菊本ら著 学芸出版社 スッキリわかるPython入門 国本ら著 インプレス |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, Microsoft Teams |
【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
小テスト/ クイズ形式 |
予習・復習への アドバイス |
第1~7回まで:学部2・3年生で受講した土質力学(土の力学)のテキストなどを復習しておくことが望ましい.また,Pythonの演習を行うため,事前にAnaconda distributionを自分のラップトップにインストールし,Spyderの動作確認を済ませておくことが望ましい. 第8~15回まで:講義までに出す指示に従うこと. |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
各回で取り組む演習課題の提出:50点 単元のまとめ演習(合計3回):50点 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
土質力学の内容を軸に,研究で役立つ知識とプログラミングスキルの定着を促すほか,数値解析とはどんなものかを体験してもらうことが主旨です. 土質力学や地盤工学を専門としない学生も歓迎します. ただし,すでにPythonや数値解析(特にFEM)を普段から使いよく知っている学生にとっては退屈かもしれないのでご注意ください. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |