年度 |
2025年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム |
講義コード |
PA371000 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
刑法4 |
授業科目名 (フリガナ) |
ケイホウ4 |
英文授業科目名 |
Criminal Law 4 |
担当教員名 |
秋野 成人 |
担当教員名 (フリガナ) |
アキノ シゲト |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 木9-10 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(オンデマンド型) |
刑法B演習では、シンプルな事例を素材にしながら、これまで学修した条文解釈の方法論や刑法の体系論の基礎を活用して事例の解決を考察し論述する論理性を深めることを目指すが、特に構成要件の概念設定の難しい犯罪類型や、犯罪論の基本原則を複数重ねて用いる必要のある議論に焦点を当てるので、基本書等の表層的な理解にとどまらず、自ら疑問を提起しながら問題の本質をつかもうとする学修姿勢が問われる。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
2 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
1年次 |
授業のキーワード |
|
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 必修【a法律基本科目】 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
【目標】 1.典型事例をを素材に、事案解決の基礎を修得する。 2.事例における具体的事実が、条文や規範との関係においてどのような意味を有するのかを説明できる。 3.事案を解決するまでの法理論的思考のプロセスを論理的な文章で表現できる。 【概要】 条文及びその解釈に基づく論理と、明文上規定のない刑法理論として展開される論理とを用いて、具体的事例を解決するプロセスを学ぶ。個々の犯罪類型につき典型事例や裁判例を素材にしてその解決に必要な理論や規範がどこからいかに導かれるのか、その規範を具体的事実にどのようにあてはめて結論を得るのかというプロセス的思考を修得できるよう、受講生の論述を素材に双方向・多方向での検討の機会を多く設けて、論理を積み重ねていくプロセスをチェックする目を養う。 事例問題の処理に向けて、具体的事実から問題点を抽出し、解決のための法理論を選択、そこから規範を定立し、事実に当てはめて結論を得るというプロセスを表現する基本的な論述スキルを修得するとともに、「比較」の視点から、刑法理論における相違や事実の規範的意味における相違などに気がつき対応できるように理解を深める。
1)予習 授業用課題(事例)における事実を整理したうえで、いかなる犯罪が成立し得るのかを検討し、そのうえで自らの基本書等を読んでその適用における論理的思考のプロセスを押さえてください。基本書にもシンプルな事例が例示されているでしょうから、そういうサンプル事例との比較をし、事例の異同を確認しておいてください。 2)授業 授業時には問題となる犯罪の成立要件等を確認した上で、そこで見解の対立等のみられる問題についてその問題が生じる根源にある理論の展開や生成における理解の対立等をできるだけ明らかにしていきますので、条文解釈と犯罪理論との融合の難しさ、その背景にある理論的沿革・変遷における理解の相違などを分析することに探求心をもって質疑応答に臨んでください。 3)復習 授業で指摘する問題の根源は、受験参考書ではなく、定評のある体系書・基本書であればほぼ触れられており、これまでの学修の重ね塗り的な復習につながり、理解を深める契機となるので、できるかぎり時間を作って体系書等を読むことでその一助としてください。 |
授業計画 |
第1回 作為と不作為―不真正不作為犯論― 第2回 不作為犯論の応用 第3回 文書偽造罪 第4回 放火罪 第5回 公務執行妨害罪と業務妨害罪 第6回 名誉毀損罪と侮辱罪 第7回 住居侵入罪 第8回 罪数論
小テスト・レポート計2回実施予定 |
教科書・参考書等 |
授業用テキストは特に指定しません。 なお、演習書として刑法Bでも用いた以下のものを挙げておく。 嶋矢貴之他 徹底チェック刑法 有斐閣 2022年 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, Microsoft Teams |
【詳細情報】 |
|
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
各授業回の予習等の詳細はTKCで必ず確認すること。
|
履修上の注意 受講条件等 |
本講義は、各科目の実施方法の「1(2)知識、理論の獲得」、「2(1)教員からの対話中心」に相当します。成績評価は「基本、原則の正確な理解」に基に行います。 |
成績評価の基準等 |
授業時に実施する小テストあるいはレポート計2回(合計30%)と期末試験(70%)。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
ロジカルシンキング、ケースメソッドそしてプロブレムメソッドへと学年進行に合わせて、刑法理論のオリジナリティを理解し修得するための方法論を積み上げていくなかで、ロジックと事例解析との連結を図るのがこの授業の目的の1つ。事例を解析しながら、刑法の基礎をもう一度見直して、その理解を適切なものへとレブルアップさせてください。 |
その他 |
一部、オンデマンドで実施。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |