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年度 2025年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻教育学プログラム
講義コード WNC59500 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 高等教育調査分析演習I (質的研究)
授業科目名
(フリガナ)
英文授業科目名 Research and Analysis Exercise for Higher Education I (Qualitative Research)
担当教員名 村澤 昌崇,樊 怡舟
担当教員名
(フリガナ)
ムラサワ マサタカ,ハン イシュウ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 月11-12
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
対面, オンライン(同時双方向型)
演習中心
ただし、社会人院生の受講が予想されることや、コロナウイルス対策が必要なことを踏まえ、対面とオンラインの併用とする。
(オンライン方式、こちらがあらかじめ提示した課題を各自テレワーク等で遂行してもらい、随時やりとりする等)
詳細については、履修予定の院生と密な連絡を取ることで対応する。 
単位 2.0 週時間 2 使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生 主として高等教育学コースの学生
授業のキーワード 質的研究、インタビュー、認識論、半構造化、参与観察、ライフヒストリー、反実証主義 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 本授業では、質的調査に関する全般的な知識を解説する。
本授業を通じて、質的調査の様々な方法の特徴と実際のプロセスを理解し、高等教育の研究や実践において応用できるように、調査を立案・実施できる能力を身につけさせる。 
授業計画 1 イントロダクション
2 質的研究とは:方法の多様性、その歴史
3 観察研究とは① 参与観察
4 観察研究とは② フィールドワーク
5 観察研究とは③ 非関与・低関与型観察
6 事例研究の特徴と課題:信頼性・妥当性、代表性・典型性・比較可能性
7 資料・ドキュメント分析① 歴史学の資料分析に学ぶ
8 資料・ドキュメント分析② 内容分析
9 インタビュー① 構造化・半構造化・非構造化
10 インタビュー② 実証主義/構築主義
11 インタビュー③ 生活史研究/ライフストーリー/ライフヒストリー
12 質的研究に関する論争①:記述、説明、因果、モノグラフ
13 質的研究に関する論争②:認識論を元に
14 質的研究と倫理問題
15 総括討論

レポート、出席状況から総合的に判断する 
教科書・参考書等 随時必要なモノを揃える
参考文献:
キング・コヘイン・ヴァーバ(真渕勝訳),2004,『社会科学のリサーチ・デザイン 定性的研究における科学的推論』
井頭編,2023,『質的研究アプローチの再検討:人文・社会科学からEBPsまで』勁草書房.
 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, Zoom
【詳細情報】 配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション, フィールドワーク/ アンケート調査, プロジェクト学習, 授業後レポート
予習・復習への
アドバイス
参考文献は事前に読み進めておくことが望ましい。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業への参加状況、発表の内容に応じて評価 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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