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年度 2025年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム
講義コード WMJ60401 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 科学・技術・社会論
授業科目名
(フリガナ)
カガクギジュツシャカイロン
英文授業科目名 Science, Technology and Society
担当教員名 中澤 聡,中尾 麻伊香
担当教員名
(フリガナ)
ナカザワ サトシ,ナカオ マイカ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 火5-8:総K111
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面, オンライン(同時双方向型)
演習中心、ディスカッション、学生の発表 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 08 : 科学史・技術史
対象学生
授業のキーワード 戦争と科学・技術、未来の科学技術や戦争に対するイマジネーション、情報の人類史、AI 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本授業の基本視角となる科学史は、文理融合、ないし文理の境界に位置する分野である。この意味で、本授業科目は、総合性・学際性を掲げる「人間総合科学プログラム」の理念を体現するものである。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 2022年に始まったウクライナとロシアとの戦争は、現在停戦交渉が大詰めを迎えている。この間様々な新テクノロジーが「ゲームチェンジャー」としてもてはやされてきたが、結局この三年間我々が目にしてきたのは、百年前と同じく、兵員と弾薬の量がものを言う消耗戦であった。またロシアによる核の脅しや情報操作、いわゆる認知戦の脅威が喧伝されたが、西側のメディアが流す情報もまたその一部をなしていることを忘れるべきではないだろう。AIをはじめとする情報技術が飛躍的に進歩したとはいえ、この問題の本質に従来と大きく変わる所はない。この授業では、戦争、情報、そして技術と、それらに関する人々のイマジネーションをテーマとする演習を行う。 
授業計画 第1回: イントロダクション
第2回: イントロダクション
第3回: 情報の人類史
第4回: 情報の人類史
第5回: 情報の人類史
第6回: 情報の人類史
第7回: 情報の人類史
第8回: 情報の人類史
第9回: 技術史における戦争:その虚像と実像
第10回: 技術史における戦争:その虚像と実像
第11回: 技術史における戦争:その虚像と実像
第12回: 技術史における戦争:その虚像と実像
第13回: 技術史における戦争:その虚像と実像
第14回: 技術史における戦争:その虚像と実像
第15回: まとめ 
教科書・参考書等 教科書・参考書: ユヴァル・ノア・ハラリ『NEXUS 情報の人類史』河出書房新社2025;David Edgerton, The Shock of the Old: Technology and Global History since 1900 (Profile, 2019); デービッド・エジャトン『戦争国家イギリス:反衰退・非福祉の現代史』名古屋大学出版会2017;マーシャル・マクルーハン『グーテンベルクの銀河系:活字人間の形成』みすず書房1986. 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, Microsoft Teams
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション
予習・復習への
アドバイス
各回において指示する。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 発表の頻度と内容、ディスカッションに取り組む姿勢などを総合的に勘案して評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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