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年度 2025年度 開講部局 教養教育
講義コード 67011101 科目区分 領域科目
授業科目名 心理学概論A[1教心]
授業科目名
(フリガナ)
シンリガクガイロンA
英文授業科目名 Introduction to Psychology A
担当教員名 樫原 潤
担当教員名
(フリガナ)
カシハラ ジュン
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 月1-4:総L102
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義中心ですが、ディスカッション等相互学習の時間も設けます。 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 06 : 心理学
対象学生 1年次生
授業のキーワード SDG_03,社会心理学,発達心理学,臨床心理学,パーソナリティ 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:心理学 
学習の成果1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。
2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。
 
授業の目標・概要等 授業の到達目標
1. 心理学の成り立ちについて概説できる。
2. 人の心の基本的な仕組みおよび働きについて概説できる。
3. 各研究領域における主要な研究テーマや方法について理解する。

授業の概要
本講義は,心理学入門の科目である。現代の心理学の成立に寄与してきた理論研究と実証研究について概観する。トピックは,社会・発達・臨床・パーソナリティである。なお,心理学概論Bと合わせて受講することが望ましい。 
授業計画 第1回 オリエンテーション:心理学の成り立ちと現代的課題
第2回 発達 (1):心の発達と生物生理学的基盤
第3回 発達 (2):認知と社会性の多面的な発達
第4回 発達 (3):生涯発達とライフサイクル論
第5回 発達 (4):発達障害とその支援
第6回 パーソナリティ (1):パーソナリティの理論と測定
第7回 パーソナリティ (2):パーソナリティの可塑性と縦断データ解析
第8回 パーソナリティ (3):パーソナリティ障害とダークパーソナリティ
第9回 社会 (1):人間の進化と社会
第10回 社会 (2):社会的認知
第11回 社会 (3):社会と自己
第12回 社会 (4):人間関係
第13回 社会 (5):メンタルヘルスの問題と現代社会
第14回 「ハブ科学」としての臨床心理学
 
第15回 まとめ:心理学が「科学」であり続けるために

期末レポート

毎回,授業内でディスカッションの時間を設けるとともに,授業内容と関連した近年の研究知見や最新の議論に触れていただきます。授業時間外には,学んだ内容を簡単にまとめるためのショートレポートを作成していただきます。最終レポートでは,全15回の授業で学んだ内容をまとめるとともに,他の授業で学んだ内容との関連づけなど,知識のさらなる利活用に挑んでいただきます。 
教科書・参考書等 ■教科書
無藤 隆・森 敏昭・遠藤 由美・玉瀬 耕治 (著) (2018). 心理学 新版 (New Liberal Arts Selection). 有斐閣

■参考書
鹿取 廣人・杉本 敏夫・鳥居 修晃・河内 十郎 (編). (2020). 心理学 第5版補訂版. 東京大学出版会
丹野 義彦・石垣 琢麿・毛利 伊吹・佐々木 淳・杉山 明子(著) (2015). 臨床心理学 (New Liberal Arts Selection). 有斐閣
その他,授業内で適宜紹介します。 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, 映像資料, moodle
【詳細情報】 毎回の授業について,Moodle上でパワーポイント資料やショートレポート課題を配布します。テキストの持参は求めませんが,授業前後に通読しておくようにしてください。また,授業内容に関連した動画等を再生する場合があります。 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション, 授業後レポート
予習・復習への
アドバイス
第1回 心理学のなかに含まれる諸分野を概観したうえで,自分が特にどの分野に興味があるかを考えよう。
第2回 乳幼児の身体や脳の発達が,心の発達にどのように寄与するか,具体例に即して考えよう。
第3回 幼児や子どものなかで「心の理論」がどのように形成されていくのか,古典的な研究知見に沿ってプロセスを整理しよう。
第4回 エリクソンの発達段階理論を概観したうえで,現代ならではの発達課題を考察しよう。
第5回 なにかひとつの発達障害に着目し,自分自身との類似点・相違点を整理しよう。
第6回 Big-fiveパーソナリティ尺度の簡易版に回答し,自分自身の強みと弱みを整理しよう。
第7回 パーソナリティの経時的変化を追うための縦断データ測定法に着目し,その長所と短所を議論しよう。
第8回 なにかひとつのパーソナリティ症に着目し,自分自身との類似点・相違点を整理しよう。
第9回 うつや不安といったネガティブな心理的反応に着目し,その適応的機能を考察しよう。
第10回 差別や不平等を是正するための社会運動がなぜしばしば反発を招くのか,日本や世界のニュースに則して考えよう。
第11回 私たちの自己概念に他者の存在がどのように影響しているか,実体験に引きつけて考えよう。
第12回 身近な人間関係のなかでなぜときに暴力が生じるのか,またそれを防ぐにはどうすれば良いのか,日本や世界のニュースに則して考えよう。
第13回 社会や人間関係がメンタルヘルスの向上・悪化にどのように寄与しているか,実体験に引きつけて考えよう。
第14回 発達・パーソナリティ・社会の観点から,臨床事例の背景要因を考察しよう。
第15回 心理学と他の科学分野の間に,どのような接点があるかを考察しよう。
 
履修上の注意
受講条件等
・すべての授業に出席することが前提ですので,「欠席した」「話を聞いていなかった」といったことへのフォローは行いません (やむを得ない事由があり,学生ハンドブックに沿って手続きがなされた場合を除く)。
・提出物の〆切延長や,〆切後のファイル差し替えは一切認められません。早めに課題に取り組むことと,提出するファイルの内容をよく確認することを習慣化してください。
 
成績評価の基準等 毎回の授業で課すショートレポート (20%) と最終レポート (80%) により総合的に評価します。また,授業への取り組み態度に問題がみられる場合は,成績評価に加味します。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
臨床心理士・公認心理師として心理相談業務に携わった経験を踏まえ,人間の心理的メカニズムについてレクチャーします。 
メッセージ 大人数講義だからこそ,授業内で質問があるときは勇気をもって発言してください。他の受講者にとっても学びになりますし,教員にとっても大きな励みになります。 
その他 【受講希望者が250人を超えたときは受講者抽選を行う可能性があります。】 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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