年度 |
2025年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
62052001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
現代社会と経済 |
授業科目名 (フリガナ) |
ゲンダイシャカイトケイザイ |
英文授業科目名 |
Contemporary Society and Economy |
担当教員名 |
李 東碩 |
担当教員名 (フリガナ) |
イ トンソク |
開講キャンパス |
双方向 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 木1-4:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
オンライン(オンデマンド型) |
演習中心、学生のレジュメ報告、ディスカッション、PBLでの発表と質疑応答 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
1年生以上 |
授業のキーワード |
価値形態論、世界経済体制論、世界重層化、3部門間拡大再生表式、排除型格差社会化、生存権 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:法学・政治学・社会学・経済学・教育学 1%の世界金融資本とプラットフォーム資本による99%の世界労働可能人口の生存権を縮小・剥奪・喪失させるメカニズムを体系的に理解することで、グローバルな共生社会化を模索していく教養科目の目標に迫る。 |
---|
学習の成果 | 1980年代以降の世界金融資本とプラットフォーム資本の確立過程、消費財中心のサービス商品化、労働のグローバル協業化と非正規職化に伴う、富の世界一極集中化と排除型格差の世界化のメカニズムを理解できる。 |
授業の目標・概要等 |
情報革命に伴う世界情報経済体制の萌芽期(1980代以降)を捉えるため、産業革命後の世界工業経済体制との連続性と断絶性について、小幡道昭著 『経済原論』を使って、19世紀のマルクスの『資本論』の基本概念を理解する。その上、PBL授業で、過去45年間の生産財・消費財・公共財の三部門間拡大再生表式を解説し、1980年代以降の変容をめぐって、理解を深めていく。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション①:世界経済対世論アプローチ、 オリエンテーション②:「序論」:経済原論の対象・方法・構成 第2回 第Ⅰ編「流通論」1章:商品①(1.1~1.2) 第3回 1章:商品② 第4回 2章:貨幣①(2.1~2.2) 第5回 2章:貨幣② 第6回 3章:資本 第7回 第Ⅱ編「生産論」1章:労働 第8回 2章:生産 第9回 3章:蓄積 第10回 第Ⅲ編「機構論」 1章:価格機構 第11回 2章:市場機構 第12回 3章:景気循環 第13回 (対面)PBL課題①:現段階の3部門拡大再生表式の課題提出 第14回 (対面)PBL発表② 現段階の3部門拡大再生表式① 第15回 (対面)PBL発表③ 現段階の3部門拡大再生表式②
試験・レポートなし
1回目の後半では、テキストの「はじめに」と序論を扱うのでテキストを必ず読んで参加すること。 |
教科書・参考書等 |
小幡道昭著 『経済原論:基礎と演習』、東京大学出版会、2014年 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト, 配付資料, Microsoft Teams |
【詳細情報】 |
テキストは授業が始まる前の週に、教科書店で購入して、オリエンテーションまでに、 「はじめ」と序論に必ず目を通しておくこと。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
ディスカッション, PBL(Problem-based Learning)/ TBL(Team-based Learning) |
予習・復習への アドバイス |
2-12回まではテキストの内容、疑問点&論点をレジュメの担当者がワードでまとめ、 事前に提出すること。 13-15回のPBL授業に積極的に参加すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
レジュメは、前日の水曜日の夕方5時までに、dslee@hiroshima-u.ac.jp(件名:現代社会と経済)に送ること。 |
成績評価の基準等 |
レジュメ報告(ノルマ3回で80%)+PBL参加度(20%) ただし、出席率は80%以上にならないと単位自体を与えない。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
富の世界一極集中化と世界排除型格差化が加速する現段階の世界情報経済体制を的確に捉え、地球市民として、生存権回復に向け、実践に取り組んでほしい。 |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |