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年度 2025年度 開講部局 教養教育
講義コード 53001001 科目区分 領域科目
授業科目名 脳と行動[旧パッケージ]
授業科目名
(フリガナ)
ノウトコウドウ
英文授業科目名 Brain and Behavior
担当教員名 小林 勇喜
担当教員名
(フリガナ)
コバヤシ ユウキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月1-4:総K103
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義中心、必要に応じて演習、板書、ディスカッション 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 04 : 生命科学
対象学生
授業のキーワード 神経細胞、活動電位、シナプス、情報伝達、学習記憶、うつ不安、薬物依存 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
領域科目(自然科学系科目群) 分類:生物 
【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 
学習の成果1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。
2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 
授業の目標・概要等 人間精神を構成する知・情・意を知能・情動・意欲と置き換えて、それらを生み出す脳の働きと行動、そして密接に関連する分子群を総合科学的視点から考察する。 
授業計画 第1回    ガイダンス
第2-6回   脳・神経細胞の構造と機能     
第7回   脳研究の方法論
第8回  試験解説・快楽・意欲と脳
第9-10回   薬物濫用と脳
第11-12回  学習記憶の脳内プロセス
第13-14回 心の病と脳,まとめと重要ポイントの整理
第15回    期末試験

講義の進み具合により、予定が多少前後する可能性があります。 
教科書・参考書等 テキストは用いず、パワーポイントを用いて講義を進める。参考書については近年刊行された総説類など適宜指示する。 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料, moodle
【詳細情報】 講義開始前までに講義スライド(PDF)をmoodleにアップロードします。 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション
予習・復習への
アドバイス
この講義は、各段階を理解しないと次の段階に進めない。積み重ねの内容であるため、毎回十分な復習が必要。用語や概念の理解が難しい場合は、教官に積極的に質問すること。
第1回 これから何を学ぼうとするかを理解する
第2-5回 脳についての基本的な構成要素を理解し、神経情報の本質とは何かを学ぶ。
第6回 脳研究の様々な方法論について理解する
第7回 理解度確認のために中間試験を行う。
第8回 これまでの基礎知識を活用して快楽の仕組みを理解する
第9-10回 覚せい剤やアルコールの脳における作用を理解する
第11-12回 知のプロセスを理解する
第13回 第6回-12回の知識を総合して、うつ病や統合失調症について理解を深める
第14回 講義全体のまとめを行うのでよく復習しておくこと。
第15回 全ての講義のまとめとして記述試験を行う。

講義の進み具合により、予定が多少前後する可能性があります。
 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 期末試験と授業への参加によって評価する。  
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 受講期間中は理解するための最善の努力をすること。そして、途中であきらめないで、最後まで出席しましょう。また、各講義の最後に質問を募り、次回講義冒頭に回答しています。本講義を通して、脳を理解し、様々な生命現象をより身近に感じてもらえると幸いです。また、教養教育科目ですので、文系・理系問わず楽しめる講義を心掛けています。期末試験はノート持ち込み可としますので、無理に専門用語を覚える必要はありません。概念を理解して、楽しく学び、今後の人生に生かしてください。 
その他 ハイレベルでありながら、わかりやすい講義を心がけています。わからないことがあれば遠慮なく質問してください。15回の講義終了後には「本当の脳科学はこんなにも奥深い」「バラエティ番組のあの話は本当は根拠がものすごく曖昧なのか」などを実感できると思います。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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