年度 |
2025年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L5010004 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
天然物有機化学 |
授業科目名 (フリガナ) |
テンネンブツユウキカガク |
英文授業科目名 |
Chemistry of natural organic compounds |
担当教員名 |
大村 尚 |
担当教員名 (フリガナ) |
オオムラ ヒサシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 金1-4:生C303 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(オンデマンド型) |
講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
学部2年生 |
授業のキーワード |
天然物、生理活性、有機化合物、機器分析、植物二次代謝産物、アレロパシー、植物毒 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 材料・資源として利用される天然物に関する知識・理解を得る。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 分子農学生命科学プログラム (知識・理解) ・生体分子・細胞・生物個体,個体群に関する知識・理解 |
授業の目標・概要等 |
放線菌などの微生物や昆虫あるいは薬用植物等から新たな医薬品候補となる生理活性物質が発見されたとき、各種の分析機器を利用して得られる断片的な情報を組み合わせることによって、直接目で見ることができない化学構造を、正確かつ精密に明らかにすることができる。本講義では、天然物の構造と生理活性を紹介するとともに、構造解析に必要な機器分析法の原理と得られる情報及びスペクトル解析の基本についても解説する。また、植物が作り出す様々な二次代謝産物に焦点をあて、生態系におけるその機能について紹介する。 |
授業計画 |
第1回 天然物の構造解析の基礎、IR・UV-Visとは? 第2回 質量分析法(MS)とは? 第3回 質量分析法(MS)とは? 第4回 核磁気共鳴法(NMR)とは? 第5回 核磁気共鳴法(NMR)とは? 第6回 核磁気共鳴法(NMR)とは? 第7回 低分子有機化合物の構造決定 第8回 中間試験 第9回 植物二次代謝産物の分類、生態系での役割 第10回 植物ホルモン、植物フェロモン 第11回 アレロパシー 第12回 ファイトアレキシン 第13回 植物の被食防衛戦略 第14回 昆虫による植物二次代謝産物の利用 第15回 送粉生態系と花香 第16回 期末試験 |
教科書・参考書等 |
「教科書」 特に指定しない。資料をmoodle等で配付する。 「参考書」 (1) 長澤 著「生物有機化学ー生物活性物質を中心にー」(東京化学同人) (2) 秋久・小池・木島・羽野・堀田・増田・宮澤・安川著「資源天然物化学」(共立出版) (3) 志田保夫ら著「これならわかるマススペクトロメトリー」(化学同人) (4) 安藤高志・宗宮 創著「これならわかるNMR」(化学同人) (5) 小川桂一郎・榊原和久・村田滋著「基礎から学ぶ有機化合物のスペクトル解析」(東京化学同人) |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, Microsoft Stream, moodle |
【詳細情報】 |
必携PC、パワーポイント |
授業で取り入れる 学習手法 |
小テスト/ クイズ形式 |
予習・復習への アドバイス |
天然物の構造、分析機器の特徴を理解すること。 植物二次代謝産物の多様な生物活性について理解すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教養教育において有機化学を履修済みであること。 |
成績評価の基準等 |
小テスト(30点程度)および中間・期末試験(70点程度)の結果により評価を行います。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
必携PCを持参すること |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |