年度 |
2025年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L4017004 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
食品開発学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ショクヒンカイハツガク |
英文授業科目名 |
Science and Technology for Food Development |
担当教員名 |
羽倉 義雄,小野 昭宣 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハグラ ヨシオ,オノ アキノブ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
選択:食品科学 |
授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 食品科学プログラム (知識・理解) ・食品の加工技術や有用素材の開発に関する専門的知識
(能力・技能) ・食品製造現場の見学などを通して,食品科学に対する自らの課題意識を,社会的視野に立って考察・構築することができる能力 |
授業の目標・概要等 |
本講義は食品企業の研究者・技術者が担当します。本年度は2名の講師が、2期に分けて集中講義を行います。 (1)企業における食品開発の概要を理解し、食品開発の面白さ、難しさを知ることを目的とする。また、食品開発に食品科学がどのようにかかわっているのかを、具体的な食品開発事例を示しながら理解させる。 (2)食品企業は、市場での競争に勝ち残るべく、様々な「価値」を付与した商品を上市している。 本講義ではマーケティングと食品、食品素材の機能性に基づく商品の企画、企画を具現化する商品の設計とこれを支える原料開発、設計品質を再現する安定製造、また、食品に不可欠な「安全安心」の担保などについて、具体的な事例から「価値」の付与に関する実践的な知識を習得させる。 |
授業計画 |
(1-1) 食品開発プロセスについて 商品企画から生産、流通までの流れを知る (1-2) お客様視点の商品開発 カレー製品の開発事例を通して、お客様視点の商品開発とは何かを知る (1-3) 食品開発最前線における食品科学の役割 食品開発研究において、食品科学の知識がどのように役立っているのかを 具体的な事例により理解する (1-4) 食品開発における品質保証 お客様に安心・安全な商品をお届けするために行っている活動を理解する (1-5~6) 食品のおいしさを科学する 世の中における「食品の美味しさ」研究の現状を理解する。 具体的な開発事例紹介 (1-7) まとめ
(2-1) 食品開発における価値とは:食品に求められる価値について (2-2) 食品開発の流れ:企画・設計・製造・販売・改良 (2-3) 食品開発におけるマーケティング:企画から設計図への落とし込み (2-4) 製品からセールスまで:設計図の実体化、顧客までの届け方 (2-5) 食品の三次機能:顧客への届け方、表示について (2-6) 重要なポイント:安心・安全の担保について (2-7) まとめ:食品開発を志す学生は何を意識し学ぶべきか
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教科書・参考書等 |
教材:必要に応じて適宜配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト, 配付資料 |
【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,パワーポイント,ビデオ映像 |
授業で取り入れる 学習手法 |
プロジェクト学習, 授業後レポート |
予習・復習への アドバイス |
各回の講義内容をよく復習し,身近な食品との関連を考えて下さい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポートの内容と授業態度等により評価する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
企業での食品開発や研究に基づいた講義です。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |