年度 |
2025年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7564030 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
化学工学演習I |
授業科目名 (フリガナ) |
カガクコウガクエンシュウI |
英文授業科目名 |
Chemical Engineering Exercise I |
担当教員名 |
長澤 寛規,平野 知之,後藤 健彦 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナガサワ ヒロキ,ヒラノ トモユキ,ゴトウ タケヒコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 金5-8:工117 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(同時双方向型) |
演習中心、プロジェクタ使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
08
:
化学工学 |
対象学生 |
第3類2年次生および過年度生 |
授業のキーワード |
単位変換、物質収支、エネルギー収支、流動、伝熱、物質移動 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第三類専門科目の中で専門細目分野[化学工学応用]に属し、基礎的な科目で学習した内容に対する演習を行い専門的な技術に関する知識や理解を深める。
・この授業の前提となる科目:化学工学量論 ・この授業と合わせて履修することが望ましい科目:基礎化学工学 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 応用化学プログラム (知識・理解) ・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識 ・応用化学に関する高度な専門知識 ・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力
化学工学プログラム (能力・技能) ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C2)化学工学基礎
生物工学プログラム (知識・理解) ・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) |
授業の目標・概要等 |
以下の知識と能力を習得することを授業の目標とし、これらを評価する。 (1)物理量の扱いを理解し、単位換算を含む計算を行うことができる。 (2)反応を伴わない系および燃焼反応など反応系での物収支を計算できる。 (3)反応を伴わない場合のエンタルピー収支を計算できる。 (4)反応熱の取り扱いを理解しエンタルピー収支を計算できる。 (5)流れ系の物質、運動量、エネルギー収支を計算できる。 (6)伝熱の基礎を理解し、工学的計算を行うことができる。 (7)熱交換器の熱量収支を計算できる。 (8)拡散移動現象の基礎を理解し、工学的計算を行うことができる。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 第2回 量論:単位変換 第3回 量論:物質収支① 反応を伴う系における物質収支 第4回 量論:物質収支② 化学プロセスにおける物質収支 第5回 基礎化工:反応 第6回 量論:エネルギー収支① 反応熱とエンタルピー収支 第7回 量論:エネルギー収支② 化学プロセスにおけるエネルギー収支 第8回 基礎化工:ガス吸収 第9回 基礎化工:蒸留・抽出 第10回 量論:物質収支とエネルギー収支の組み合わせ 第11回 量論:総合演習(習熟度試験) 第12回 基礎化工:流動① 第13回 基礎化工:流動② 第14回 基礎化工:伝熱① 第15回 基礎化工:伝熱② 第16回 基礎化工:総合演習(習熟度試験)
第11回に量論分野,第16回に基礎化学工学分野に関する習熟度試験を実施する。 |
教科書・参考書等 |
演習問題をプリントにて配付またはもみじにアップロードする。 以下の参考図書で予習・復習を行うこと。 【参考図書】 浅野康一著「化学プロセス計算」共立出版 橋本健治、荻野文丸編「現代化学工学」産業図書 橋本健治「ベーシック化学工学 増補版 」化学同人 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト, 配付資料, 映像資料, Microsoft Teams |
【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
ディスカッション, 小テスト/ クイズ形式, 反転授業, 授業後レポート |
予習・復習への アドバイス |
第1回 講義予定、注意事項等の説明を行う。 第2回 物理量の取り扱い方と単位換算法に関する演習 第3回 燃焼反応など反応を伴う系における物質収支に関する演習 第4回 化学プロセスにおける物質収支に関する演習 第5回 反応工学に関する演習 第6回 反応熱とエンタルピー収支に関する演習 第7回 化学プロセスにおけるエンタルピー収支に関する演習 第8回 ガス吸収に関する演習 第9回 蒸留・抽出に関する演習 第10回 物質収支とエネルギー収支の組み合わせに関する演習 第11回 量論分野における演習内容を充分に復習しておくこと 第12・13回 流動に関する演習 第14・15回 伝熱に関する演習 第16回 基礎化学工学分野における演習内容を充分に復習しておくこと |
履修上の注意 受講条件等 |
原則として全ての授業に出席すること。 参考図書、関数電卓、レポート用紙(A4)、筆記具、ホッチキス、定規等を持参すること。 化学工学量論の演習を長澤、平野が担当し、基礎化学工学の演習を長澤、後藤が担当する。 |
成績評価の基準等 |
講義時間内演習およびレポート(50%)、習熟度試験(50%)により100点満点で評価し、60点以上を合格とする。受講回数が11回以下の場合は不合格となる。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
この科目は化学工学プログラムの学習・教育目標のC2.化学工学基礎に対応している。学習・教育目標の詳細については下記の化学工学講座ホームページを参照されたい。 |
その他 |
https://www.chemeng.hiroshima-u.ac.jp/ |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |