年度 |
2025年度 |
開講部局 |
経済学部経済学科夜間主コース |
講義コード |
G8276000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
経済学史 |
授業科目名 (フリガナ) |
ケイザイガクシ |
英文授業科目名 |
History of Economic Doctrines |
担当教員名 |
宮澤 和敏 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミヤザワ カズトシ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
2年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 月13-14:東千田M304講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
講義中心、板書多用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
2 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
2年次以上 |
授業のキーワード |
重商主義 古典派経済学 経済学の課題と方法 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 2年次から履修する専門科目であり、歴史経済学科目に属する科目である。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 経済・経営統合プログラム (能力・技能) ・経済分析に関する知識をもとに経済問題を把握する能力 |
授業の目標・概要等 |
古代・中世から19世紀前半までの経済思想・経済学説の変遷について講義する。 とくに、古典派経済学がどのような社会哲学に基づいて形成されたか、また古典派経済学はどのような問題を抱えていたかについて深く考える。 |
授業計画 |
第1回 経済学史への招待 第2回 古代・中世の経済思想 第3回 重商主義(1) 世界市場の形成と経済学 第4回 重商主義(2) 取引差額主義と貿易差額主義 第5回 重商主義(3) 貨幣・信用学説の発展 第6回 重農学派 第7回 アダム・スミスの社会哲学 第8回 アダム・スミスの経済学(1) 第9回 アダム・スミスの経済学(2) 第10回 リカードの経済理論(1) 価値論 第11回 リカードの経済理論(2) 比較生産費説 第12回 マルサスのリカード批判 第13回 地金論争と通貨論争 第14回 資本主義批判の諸思想とJ・S・ミル 第15回 まとめ
レポートと期末試験によって成績評価を行う。 |
教科書・参考書等 |
講義中心 教科書は用いない。moodleによりプリントを配布する。 参考書は以下の通り。 三土修平『経済学史』(新世社) 伊藤誠『経済学からなにを学ぶか』(平凡社新書) |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, moodle |
【詳細情報】 |
配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
授業後レポート |
予習・復習への アドバイス |
第1回 自然科学と社会科学の発展の仕方の違いについて考える 第2回 古代・中世における市場と共同体の関係について考える 第3回 世界市場の拡大とともに経済学が生まれた理由について考える 第4回 為替相場と貿易差額の関係について考える 第5回 ロー,カンティロン,ステュアートのの貨幣・信用学説の特徴を理解する 第6回 経済表の仕組みを理解する 第7回 「同感」が社会秩序の形成に果たす役割を理解する 第8回 『国富論』の構成を理解して,興味をひかれた箇所を読んでみる 第9回 市場と分業の関係について整理する 第10回 賃金の上昇が商品の交換価値に与える影響を分析する 第11回 比較生産費説の特徴と問題点について考える 第12回 マルサスのリカード批判の妥当性について考える 第13回 通貨学派と銀行学派の基本的主張をまとめる 第14回 J・S・ミルの経済学史上の位置について考える 第15回 それぞれの経済学者の方法と理論の特徴を対比する |
履修上の注意 受講条件等 |
なし |
成績評価の基準等 |
授業事のレポート課題の提出 40% 期末試験 60% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
経済学の古典的著作をできるだけたくさん読んでください。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |