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年度 2025年度 開講部局 法学部法学科昼間コース
講義コード F1249133 科目区分 専門教育科目
授業科目名 安全保障論
授業科目名
(フリガナ)
アンゼンホショウロン
英文授業科目名 National and International Security
担当教員名 永山 博之
担当教員名
(フリガナ)
ナガヤマ ヒロユキ
開講キャンパス 東千田 開設期 3年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 木5-8:東千田M201/202講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面, オンライン(同時双方向型)
講義中心、スライド使用
オンラインで受講できるのは東千田以外のキャンパス所属学生のみ。 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 02 : 政治学
対象学生 3年次生以上
授業のキーワード 国際関係、安全保障、戦争、平和、政策形成、SDG_16 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
「知的能力・技能3」に関する学習の成果が期待される。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
ビジネス法務プログラム
(能力・技能)
・国際情勢や平和に関する諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる

公共政策プログラム
(能力・技能)
・国際情勢や平和に関する諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる


Law and Politics Program
(能力・技能)
・現代の政治,社会,国際情勢に関する諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる

法政総合プログラム
(能力・技能)
・現代の政治,社会,国際情勢に関する諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる 
授業の目標・概要等 現在と過去の日本の安全保障について議論する授業です。
主に、防衛省・自衛隊あるいは外部の専門家にお願いして、日本の安全保障の現状についてお話しいただき(前半)、その内容について、講義担当者(永山)が説明、補足する(後半)形式ですすめていきたいと思っています。どう話が展開するのかどうかはわからないのですが、講義担当者自身が楽しんで授業をできるように工夫していきます。
 
授業計画 第1回 能動的サイバー防御法の導入と残された課題(佐々木孝博・富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ安全保障研究所主任研究員)10/2
第2回  サイバー防衛の課題と日本(第1回講師と永山)10/2
第3回  核兵器の脅威と日本(牧野愛博・朝日新聞外交専門記者)10/9
第4回  増大する核兵器の脅威とその対応(第3回講師と永山)10/9
第5回   対潜水艦戦と潜水艦の役割(田村知史・自衛隊広島地方協力本部長)10/23
第6回  対潜水艦戦の現在(第5回講師と永山)10/23
第7回  防衛力強化とその課題(深和岳人・防衛省中国四国防衛局長)10/30
第8回   防衛力強化はなぜ必要なのか(第7回講師と永山)10/30
第9回   抑止力と抑止理論(今給黎学・防衛省防衛研究所長)11/6
第10回  抑止はどのような場合に機能するのか(第9回講師と永山)11/6
第11回  岩国基地とその役割(大久保勝司・海上自衛隊第31航空群司令)11/13
第12回 海上自衛隊航空部隊の機能(第11回講師と永山)11/13
第13回 日本防衛政策の歴史的検討(千々和泰明・防衛省防衛研究所国際紛争史研究室長)11/20
第14回 日本の防衛政策はなぜこうなっているのか(第13回講師と永山)11/20
第15回 地政学と日本の安全保障環境(橋爪良友・陸上自衛隊第13旅団長)11/27

期末レポート(全体の中から1回の講義を選択して、内容をより深くまとめてレポートとして提出)および各回についてのレポートを課します。 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心)
使用する視聴覚教材の種類(パワーポイント等)

参考書として、以下の本をすすめます。
佐道明広『自衛隊史 防衛政策の七○年』ちくま新書、2015
佐道明広『自衛隊史論: 政・官・軍・民の六〇年』、吉川弘文館、2014
佐道明広『戦後政治と自衛隊』、吉川弘文館、2006
田中明彦『安全保障』、読売新聞社、1997
中島信吾『戦後日本の防衛政策』、慶應義塾大学出版会、2006
佐道明広『戦後日本の防衛と政治』、吉川弘文館、2003 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料, Microsoft Teams
【詳細情報】 配付資料(PDF),音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
授業後レポート
予習・復習への
アドバイス
予習は特に必要ありません。
毎回の話をよく聞き、レポートを作成すれば十分です。 
履修上の注意
受講条件等

オンラインで受講できるのは、東千田キャンパス以外の所属学生だけです。 
成績評価の基準等 期末レポート(40%)
授業後レポート(60%) 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
防衛省と関連の専門家に、防衛政策と実務に関する講義を毎回行ってもらいます。 
メッセージ 「国際政治学」「国際政治経済学」「外交史」などの授業科目と併せて履修することで、国際政治と外交についての包括的な理解と、批判的な分析視点を得ることができます。
 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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