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年度 2025年度 開講部局 教育学部
講義コード CC313205 科目区分 専門教育科目
授業科目名 古代国語文化研究B(国文学分野)
授業科目名
(フリガナ)
コダイコクゴブンカケンキュウB(コクブンガクブンヤ)
英文授業科目名 Studies of Japanese Language Culture B(Japannese Classics)
担当教員名 草野 勝
担当教員名
(フリガナ)
クサノ マサル
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 金5-6:教L108
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
対面
演習中心、ディスカッション、学生の発表 
単位 2.0 週時間 2 使用言語 J : 日本語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 05 : 文学
対象学生 3年次生を中心とする。
授業のキーワード 国文学・中古文学・和歌・勅撰集・後撰和歌集 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
専門科目・発展科目Ⅱ 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(国語)プログラム
(能力・技能)
・中等「国語」の教育内容領域に関連した研究課題を文献や資(史)料にもとづいて調査し、吟味・検討することができる。
(実践的能力・技能)
・中等「国語」の教育内容や教材を分析し、開発することができる。 
授業の目標・概要等 古典文学を読解し、発展的に分析する能力を養うために、平安中期に成立した第二の勅撰集である『後撰和歌集』雑一を輪読する。
『古今和歌集』が成立して以降、それを範としながら『後撰集』は和歌の表現世界を押し広げた。本集の輪読を通して、和歌の修辞や歌ことばについての理解を深め、和歌研究の方法を体得することを目指す。
『後撰集』は、数はそれほど多くはないが、現代までにいくつかの注釈書が刊行され、まとまった研究も残されてきた。諸注比較や文献の引用などを通して、先達に拠りながらも自らの解釈を打ち立てるまでの過程を経験してもらいたい。 
授業計画 第1回
ガイダンス・担当範囲の決定
第2回
授業者による後撰集についての報告と模擬発表(1075番歌)
第3回
学生担当者による発表①(1076-1077番歌)
第4回
学生担当者による発表②(1078-1079番歌)
第5回
学生担当者による発表③(1080-1081番歌)
第6回
学生担当者による発表④(1082-1083番歌)
第7回
学生担当者による発表⑤(1084-1085番歌)
第8回
学生担当者による発表⑥(1086-1087番歌)
第9回
学生担当者による発表⑦(1088-1089番歌)
第10回
学生担当者による発表⑧(1090-1091番歌)
第11回
学生担当者による発表⑨(1092-1093番歌)
第12回
学生担当者による発表⑩(1094-1095番歌)
第13回
学生担当者による発表⑪(1096—1097番歌)
第14回
学生担当者による発表⑫(1098-1099番歌)
第15回
授業のまとめ

期末試験・期末レポートは実施しない。

受講者の人数によって一発表の担当者数や歌数は調整する。 
教科書・参考書等 古典ライブラリー(Web)、小田勝『古典文法総覧』(和泉書院)
片桐洋一『新日本古典文学大系』(岩波書店)
工藤重矩『和泉古典叢書』(和泉書院)
徳原茂実『和歌文学大系』(明治書院) 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, Microsoft Teams
【詳細情報】 テキスト・配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション
予習・復習への
アドバイス
授業の前半にて、発表資料の作成方法については教授しますが、授業担当者に遠慮なく相談してください。
授業ごとに担当範囲を予習し、自力で現代語訳を作成した上で臨むことを求めます。そのうえで、授業での積極的な発言を期待しています。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 発表資料の充実度、議論での応答の適切さ、フロアとしての質疑の参加によって評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 古典ライブラリーを使用してレジュメを作成してもらいますが、利用者制限があります。発表間際に資料を作ろうとせず、早めに取り掛かるようにしてください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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