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年度 2025年度 開講部局 教育学部
講義コード CC310903 科目区分 専門教育科目
授業科目名 国語文化の歴史D(書写書道の歴史)
授業科目名
(フリガナ)
コクゴブンカノレキシD(ショシャショドウノレキシ)
英文授業科目名 History of Japanese Language Culture D (History of Handwriting and Calligraphy)
担当教員名 松本 仁志
担当教員名
(フリガナ)
マツモト ヒトシ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 火9-10,金9-10:教C527
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義形式(講義中心 講義の始めに作品鑑賞の練習及び変体仮名の読み方練習有)
使用する視聴覚教材(ビデオ 毎時1本 30-40分 字幕なし)
 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 04 : 芸術
対象学生
授業のキーワード 書道史 国語文化 文字  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
中等教育科学(国語)プログラム
(能力・技能)
・中等「国語」の教育内容領域の研究に関して、批判的に分析・検討することができる。
・〝ことば〟とその文化にそくして人間と社会および両者の関係を考え、中等「国語」教育のあり方を探求することができる。 
授業の目標・概要等 我が国の国語文化の形成に深く関わってきた中国・日本の書(文字)の歴史をたどりながら、毛筆文字に対する日本人の美意識について理解を深める。 
授業計画 1.オリエンテーション(書とは何か)
2.中国書道史(1)殷      *書作品の鑑賞練習1
3.中国書道史(2)周・秦    *書作品の鑑賞練習2
4.中国書道史(3)漢      *書作品の鑑賞練習3
5.中国書道史(4)晋・南北朝  *書作品の鑑賞練習4

6.中国書道史(5)隋・唐    *書作品の鑑賞練習5
7.中国書道史(6)宋・明・清  *書作品の鑑賞練習6
8.文房四宝・筆記具の歴史    *草書の読み方練習
9.日本書道史(1)現代     *変体仮名の読み方練習1
10.日本書道史(2)明治     *変体仮名の読み方練習2
11.日本書道史(3)鎌倉・室町・安土桃山・江戸  *変体仮名の読み方練習3
12.日本書道史(4)平安     *変体仮名の読み方練習4
13.日本書道史(5)寺子屋    *変体仮名の読み方練習5
14.書論             *変体仮名の読み方練習6
15.試験に向けて

試験 
教科書・参考書等 教材(教員作成のプリントによる)

 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料, 音声教材, 映像資料, Microsoft Teams, moodle
【詳細情報】 配付資料,映像(ビデオ) 
授業で取り入れる
学習手法
小テスト/ クイズ形式
予習・復習への
アドバイス
1.書の分野を把握すること
2.甲骨文の字形的特徴を理解すること
3.金文・小篆の字形的特徴を理解すること
4.隷書の字形的特徴と草書・行書・楷書の成立過程を理解すること
5.南朝の書と北朝の書それぞれの特徴を対比しながら把握すること
6.唐の4大家の書の特徴を対比しながら把握すること
7.宗から清にかけての書の流れを把握すること
8.文房四宝の書における意義を理解すること
9.戦後の新しい書表現を理解すること
10.書における清と日本との関連を理解すること
11.鎌倉から江戸にかけての和様書の流れを理解すること
12.平安朝の仮名美を理解すること
13.寺子屋の概略を理解すること
14.これからの書に展望をもつこと
15.変体仮名の読みを含めた書の鑑賞の仕方を復習すること 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 試験(90%)、毎回の提出物(10%)。試験は、書の鑑賞を中心とした内容であり、書家名・作品名などの暗記は必要としない。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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