年度 |
2025年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC246005 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
経済学各論III |
授業科目名 (フリガナ) |
ケイザイガクカクロンIII |
英文授業科目名 |
Economics III |
担当教員名 |
森田 英樹 |
担当教員名 (フリガナ) |
モリタ ヒデキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 水5-8:教L204 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(オンデマンド型) |
ITの利用を促されていること、並びに、各種実習などへの参加者、交通障害や気象問題などで開講できない場合への対処から、対面講義の補佐としてオンデマンドでの講義要綱の提供を行う予定。個別対応はできないため、不参加の回の分は利用して学習を。質問はまずはメールにて随時、受け付ける。また、学期末の学習に余裕を持たせるためにも、オンデマンドを利用して予習・自習していただくことになる。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
最終日に実施予定の筆記試験を受験できる者。10名程度以下での開講を想定(本書のメッセージ欄参照) |
授業のキーワード |
近世近代日本経済史、貨幣政策、金融政策、マクロ経済学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 中等教育科学(社会・地理歴史・公民)プログラム (能力・技能) ・社会系内容領域の資料・データを収集・読解し,分析・批評できる (総合的な力) ・調査・研究や教育実践,社会的活動等の成果をまとめ,プレゼンテーションできる |
授業の目標・概要等 |
江戸時代から明治期にかけての貨幣政策の変遷を基軸に講義していく。第一に、歴史的史実について学ぶのみではなく、それにより、インフレ、デフレ、リフレについての理解を求める。第二に、教育実習も念頭に入れて、日本経済史を題材にしながら、簡単なマクロ経済学モデルを用いた金融政策についても学び理解してもらうこと目指している。歴史を経済理論で読み解く、歴史の見える化を目指すこととする。 |
授業計画 |
第一回 ガイダンス 第二回 日本経済史:グローバル経済史の中の江戸時代の概観 第三回 日本経済史:慶長時代(家康の時代)の貨幣政策 第四回 マクロ経済学:マクロ経済学の視角 財市場の分析 45度線分析 第五回 日本経済史:元禄期(綱吉・荻原重秀の時代)の貨幣政策 第六回 マクロ経済学:財市場の分析 IS曲線の導出 第七回 日本経済史:正徳期(家宣・新井白石の時代)の貨幣政策 第八回 マクロ経済学:貨幣市場の分析 第九回 日本経済史:享保・元文期(吉宗・大岡忠相の時代)の貨幣政策 第十回 マクロ経済学:IS-LM分析 第十一回 日本経済史:田沼意次の経済政策 (家重・家治の時代) 第十二回 マクロ経済学:労働市場の分析 第十三回 日本経済史:幕末にかけてのインフレの時代(家斉から慶喜の時代) 第十四回 マクロ経済学:AD-AS分析 ケインズ派とマネタリストの比較 第十五回 日本経済史:明治初期の財政・貨幣政策
おそらくは最終日に筆記試験(持ち込み不可)を実施。
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教科書・参考書等 |
特になし。特定の文献に則った講義運営ではない。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
moodle |
【詳細情報】 |
担当者はPC操作が苦手であり、補助者もいない。担当者が作成した講義録をmoodleに掲載する。音声は容量の都合もない。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
必要に応じて、指示する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
持ち込み不可で実施する筆記試験で単位取得可能レベルの答案を作成できるために、十分、本講義のために時間と労力をかけられる者のみ受講を。 |
成績評価の基準等 |
おそらくは、最終日に実施することになるであろう筆記試験の結果(内容)のみで算出。普通の学期中であるので、必ず受験し、単位付与に値する内容を記すこと。学生から公平・公正性を訴える声があることから、追試は原則実施しない。メッセージとその他の欄も必読。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
持ち込み不可で実施する期末試験を円滑に実施するためにも受講者は、10名程度かそれ以下の人数としたい。本講義の講義内容が本当に研究などに必要な方のみ履修して下さい。経済史とは、経済学と歴史学の融合領域である。経済理論を利用して、歴史・実態をヨリ深く分析、認識していくことが出来、同時に経済理論の検証にもつながる。 |
その他 |
学期末の学習内容もしっかりと時間をかけて学んでいただくため、オンデマンドを利用して、予習・自習した上で、対面講義に参加していただくことになる。講義スピードは、枠が固定されているシラバス記載の講義日よりも早く進む予定である。そのつもりで履修していただきたい。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |