広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2025年度 開講部局 教育学部
講義コード CC131910 科目区分 専門教育科目
授業科目名 視覚障害「自立活動」指導法I
授業科目名
(フリガナ)
シカクショウガイジリツカツドウシドウホウI
英文授業科目名 Instractional Methods of "Autonomous Activities"(JIRITSU-KATSUDO) for Students with Visual Impairments I
担当教員名 氏間 和仁
担当教員名
(フリガナ)
ウジマ カズヒト
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 火9-10,金9-10:教L204
授業の方法 講義・演習 授業の方法
【詳細情報】
対面, オンライン(同時双方向型), オンライン(オンデマンド型)
基本的に対面で実施します。
対面および非対面 講義と演習
・非対面(Zoomを予定)
 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生 教育学部第一類(学校教育系)特別支援教育教員養成コースの学生(2年生用)
授業のキーワード 視覚障害,弱視,視覚補助具,実務経験, SDG_04 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
「実践的能力・技能2」に関する学習の成果が期待される。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
特別支援教育教員養成プログラム
(能力・技能)
・障害を補償する実際的な手段や障害の特性に応じて必要となる手だてについて修得する。 
授業の目標・概要等 眼疾患の症状による弱視児の見え方,いわゆる「視覚管理」の内容,弱視児の見えにくさに対する教育的配慮を解説する。その後,一部に演習を取り入れながら,弱視レンズの選定・初期的な活用指導法について説明する。 
授業計画 1.視覚障害教育の基本事項(教科書:1-23)(6/6)
2.学習指導要領上の配慮事項(概念と言葉)(6/10)
3.学習指導要領上の配慮事項(文字指導)(6/13)
4.学習指導要領上の配慮事項(教材等)(6/17)
5.眼の疾患と支援(教科書:26-30)(6/20)
6.弱視の児童生徒の実態把握(視力)(教科書:35-47)(6/24)
7.弱視の児童生徒の実態把握(視野・羞明)(教科書:48-58)(6/27)
8.弱視のある児童生徒の自立活動と教育課程(7/1)(教科書:100-109)
9.弱視のある児童生徒の自立活動の基本的な考え方(7/4)(教科書:132-136)
10.弱視のある児童生徒の自立活動の実際(相対サイズ拡大)(7/8)(教科書:137-139)
11.弱視のある児童生徒の自立活動の実際(相対距離拡大)(7/11)(教科書:139-142)
12.弱視のある児童生徒の自立活動の実際(角度拡大)(7/15)(教科書:144-145)
13.弱視のある児童生徒の自立活動の実際(電子的拡大)(7/22)(教科書:153-155)
14.弱視のある児童生徒の自立活動の実際(漢字指導)(7/25)(教科書:182-186)
15.弱視のある児童生徒の自立活動の実際(視覚認知トレーニング)(7/29)

毎回のリアクションペーパーでの振り返り、及び最終レポートにより評価します。
演習が多いので、課題意識を明確にして積極的に参加してください。 
教科書・参考書等 教科書
・視覚障害教育領域 見えの困難への対応 (特別支援教育免許シリーズ)(氏間和仁他編著)(建帛社)
・視覚障害教育Q&A(ジアース教育新社)
上記の教科書は,4年間を通じて使用します。本学の教科書センターで購入できます。 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, 映像資料, Microsoft Teams, その他(【詳細情報】を参照)
【詳細情報】 使用する視聴覚教材:プレゼンテーションソフト(演習を除いたほぼすべての講義)
必携パソコン
動画は,YouTubeで配信する。 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション, ロールプレイ
予習・復習への
アドバイス
・90分の講義に対して180分の授業外学習が義務付けられていることをまずは共有しましょう。
・第1回 - 第15回とも,配布したプリントやノートを参考にしっかりと復習して下さい。その際に,内容を丸暗記するのではなく,他の授業との内容やこれまで学習した内容と関連づけて考えながら学ぶと良いでしょう。

教科書のページ番号が指定されている場合は事前に以下のことを行なってください。
・事前に読む。
・重要事項をノートにまとめる。
・質問事項をノートにまとめる。
・授業で学びたいことをノートにまとめる。
 
履修上の注意
受講条件等
特別支援学校教諭一種免許状用の特別支援教育に関する科目第二欄(心身に障害のある幼児,児童又は生徒の心理,生理及び病理に関する科目)に該当する必修科目です。
遅刻・早退は原則的に0.5回の欠席とカウントします。
遅刻とは,授業開始時刻に教室におらず授業に60分以上出席した状態を指します。
早退とは,授業終了時刻に教室におらず授業に60分以上出席した状態を指します。
欠席とは,60分以上出席していない状態を指します。
授業実施回数3回以上欠席した場合,原則として期末試験を受けることができません。
これらの条件は原則的なものです。疾患や事故等,正当な利用がある場合は,それを証明できる書類等を持って,授業日後1週間以内に相談してください。 
成績評価の基準等 授業への貢献度(質問,意見,実技等の準備,参加,片づけ,リアクションペーパー等)
最終レポート(演習に基づき作成していただきます) 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
盲学校で12年勤務した教員が,その経験を生かして,視覚障害のある児童生徒の心理,評価,指導法について指導する。
 
メッセージ 主体的に授業に参加し,疑問を残さぬように,質問の時間を有効に利用するとともに積極的に復習することを期待しています。
必携パソコンを持参してください。 
その他 1年生で学習した,光学・眼の構造と機能・視力については,十分に復習してから受講してください。

必携パソコンを持参してください。
主体的に授業に参加し,できる限り疑問を残さぬように,質問の時間を有効に利用するとともに積極的に復習することを期待しています。
大学生となって初めての授業です。一人一人の大人としての姿勢が問われます。
・教室に入ったら授業の準備をしましょう。
・教科書に眼を通しましょう。
・教員が教室に入ったら自分または自分たちの世界から,意識の範囲を10mに広げ,自分が授業に貢献できることを考えましょう。
・授業が終わったら片づけを手伝いましょう。
・質問は積極的にしましょう。
・発問に対しては積極的に答えましょう。
等,主体的に授業に参加する習慣を身につけていきましょう。
これまでは,これらのことを周りから言われて行うことが多かったと思いますが,ぜひ自分で考えて,その機会に主体的に参加してみましょう!
 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ