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年度 2025年度 開講部局 教育学部
講義コード CC119203 科目区分 専門教育科目
授業科目名 子どものこころ支援実習I
授業科目名
(フリガナ)
コドモノココロシエンジッシュウI
英文授業科目名 The practice of psychological support to the child I
担当教員名 ERICSON YUKIKO
担当教員名
(フリガナ)
エリクソン ユキコ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   通年
曜日・時限・講義室 (通) 集中:担当教員の指定による
授業の方法 実習 授業の方法
【詳細情報】
対面
実習中心、ディスカッション、学生の発表 
単位 4.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 06 : 心理学
対象学生 第一類初等教員養成コース
授業のキーワード 心の支援,基礎的実践力,心理教育的援助サービス,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
初等教育教員養成プログラム
(能力・技能)
・児童の実態を踏まえて,小学校における学級指導や生徒指導のあり方を探求することができる(実践的生徒指導力) 
授業の目標・概要等  心理教育的支援とは、子ども一人ひとりの心理・社会面、発達面などの問題状況の解決を支援し、子どもの成長を促進することをめざした心理学を基盤とする教育活動である。本実習を通して、こうした心と学び支援に関する基礎的実践力、つまり、問題を抱えた子どもに対する共感力を養うとともに、問題状況をアセスメントする力を養成する。 
授業計画 1回 ガイダンス
2回 心理教育的支援とは何かⅠ
3回 心理教育的支援とは何かⅡ
4回~28回 実習およびスーパーヴィジョン
29回~30回 まとめ

 本実習は、附属教育実践総合センターが運営する「にこにこルーム(学校教育心理支援室)」で行う教育臨床相談に支援員として加わり、その支援活動やケース検討会、あるいはこれに関連するセミナーやフォーラムに参加する中で進められる。
 従って、初回に、心理教育的支援の意味や、本実習の進め方やねらいの説明を受けるが、2回目以降は、上記の支援活動とその後に実施されるケース検討会等に毎回参加する中で、具体的な支援方法(主に、子どもに共感を示す方法や問題状況を把握する方法)に関する知識や技能を習得していく。最終回には、本実習の総括を行い、本授業の課題として提出を求めるケースレポートの書き方について説明を行う。 
教科書・参考書等 参考書:
学会連合資格「学校心理士」認定運営機構(監) (2004) 『講座「学校心理士-理論と実践」第1-4巻』 北大路書房
学校心理士資格認定委員会(編) (2007) 『学校心理学ガイドブック第2版』 風間書房 
授業で使用する
メディア・機器等
【詳細情報】 配付資料,音声教材,映像 
授業で取り入れる
学習手法
予習・復習への
アドバイス
 第1回 参考書としてあげた文献等を通して、心理教育的支援あるいは心理教育的援助サービスとはどのようなことなのかを理解すること。
 第2回以降は、本実習のねらいや支援活動でのケースに応じて適宜、参考文献を紹介するので、それらを通して実践の理論的背景や実践の意義について理解を深めること。 
履修上の注意
受講条件等
 本実習では、附属教育実践総合センターが運営する「にこにこルーム(学校教育心理支援室)」で行う教育臨床相談に支援員として加わり、その支援活動やケース検討会、あるいはこれに関連するセミナーやフォーラムに参加することが、履修の資格要件となる。教育臨床相談は木曜日に行われ、支援活動に参加することになるが、その活動期間等や時間帯については、第1回目の授業で提示する。 
成績評価の基準等  次の3つの観点から総合的に評価する。支援活動への参加状況(活動への関与度、支援技能に対する評価):35%、ケース検討会等への参加状況(会への関与状況(発言や取組の状況)):35%、ケースレポート:30% 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  開設期は、前期(3セメスター)・後期(4セメスター)の通年の授業である。
 実習施設の関係で、履修人数に制限を設ける。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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