年度 |
2025年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC115005 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
幼児理解・教育相談 |
授業科目名 (フリガナ) |
ヨウジリカイ・キョウイクソウダン |
英文授業科目名 |
Method of Understanding Infant and Educational Counseling |
担当教員名 |
丸山 愛子 |
担当教員名 (フリガナ) |
マルヤマ アイコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 木3-4:教L205 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
教科書を用いた講義中心,ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
2 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
乳児,幼児,認知の発達,社会性の発達,教育相談・支援、カウンセリング |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 初等教育教員養成プログラム (知識・理解) ・児童・青年期の子どもの成長と発達および学習に関する基本的理解ができている |
授業の目標・概要等 |
・幼児を深く理解したうえで教育的支援(相談)を実践できるよう,乳幼児期の心身の発達と教育に関する基礎的知識を習得する ・誕生から就学前までの子どもの発達と教育相談に関する主な理論,研究方法を理解する ・幼児と保護者への適切な教育支援(相談)につながる知識(乳幼児の気になる行動・発見のポイント・対処方法など)を知る ・乳幼児の身体・運動能力,言語発達,対人関係と社会性,思考・認知の領域については、DVD教材から具体的に学び、教育相談のポイントを理解する ・授業内容に関連する絵本を通して幼児理解を深め、教育相談への絵本活用を理解する ・諸問題を自分自身や社会状勢の問題と絡めて考え・理解する力を養成する ・アクティブラーニング型の参加型授業(グループ・ワークやペア・ワークでの討議)を通して相互に影響し合い,成長を体験する |
授業計画 |
第1回 子どもの発達,発達とは,教育相談とは,オリエンテーション 第1章 第1節 保育・教育相談のあり方と今日的課題 第2回 胎児期から新生児期までの発達と支援,子どもの発達と環境 第1章 保育の場における相談ニーズとカウンセリング・マインド 第3回 乳幼児の知覚の発達,身体的機能と運動機能の発達と支援 第2章 子どもの発達理解と相談・支援 第1節 乳児の発達理解と支援 第4回 乳幼児期の親子関係・愛着形成,社会情動的発達,他者理解 第3章 保護者への対応 第2節 親子の関係づくりの支援 第5回 乳幼児期の感情・情動の発達と自己,乳幼児期の事故 第2章 子どもの発達理解と相談・支援 第2節 1~3歳児の発達理解と支援 第6回 乳幼児期の言葉の発達と支援 第2章 子どもの発達理解と相談・支援 第3節 3歳児以上の発達理解と支援 第7回 幼児期の対人葛藤と社会的問題解決方略およびそれらへの支援 第9章 基礎的対人関係のトレーニング 第1節 基礎的対人関係とは 第8回 子どもの社会性の発達,ソーシャル・スキルトレーニング 第9章 基礎的対人関係のトレーニング 第2節 対人関係のトレーニングの実践 第9回 乳幼児期の学び:自己と他者の理解と仲間関係,集団と規範意識の芽生え 第4章 発達障害や気になる子どもとその保護者へのかかわり 第10回 乳幼児の自我の発達と子どもへの虐待,子育て支援 第4章 発達障害や気になる子どもとその保護者へのかかわり 第11回 子どもの認知の発達と支援,子どものやる気 第5章 子どもの理解のための発達理論とカウンセリング的アプローチ 第12回 乳幼児期の遊び、幼児期の仲間関係と支援 第7章 園・地域における専門家との連携による相談・支援 第13回 乳幼児への絵本やメディアの影響,想像と創造 第7章 園・地域における専門家との連携による相談・支援 第14回 子どもの発達と教育支援(相談) 第6章 保育場面でのカウンセリング技法の活用 第15回 多文化教育,文化・環境と子ども、園内と園外との連携 第8章 保育者の専門性と相談活動
第16回目の授業にて定期試験を実施する予定である。 |
教科書・参考書等 |
小田豊・秋田喜代美(編) 2021 新時代の保育双書「こどもの理解と保育・教育相談 第2版」 株式会社みらい 2100円(2310円) ISBN 978-4-86015-546-9 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト, 配付資料, 音声教材, 映像資料 |
【詳細情報】 |
使用する視聴覚教材の種類(ビデオ・パワーポイント等) ビデオ・DVD使用の場合(本数と1回の上映時間は授業計画を参照) ビデオ・DVDの文字情報(字幕・内容解説書は無) |
授業で取り入れる 学習手法 |
ディスカッション |
予習・復習への アドバイス |
教科書を読んで授業に望むとより理解が促進されるため,必ず予習をしましょう。 グループ・ワークのために前週にテーマを知らせます。課題にそって資料を収集し,要点を整理し,他の学生に資料内容を簡潔に紹介できるように準備してください。 授業後も,教科書や配布物を読んで復習し,知識を定着させましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教職専門科目:幼児理解の理論及び方法,教育相談 |
成績評価の基準等 |
期末試験の成績(55%),課題レポートおよび提出物(40%),課題・討論への参加などの授業態度(5%) |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |