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年度 2025年度 開講部局 文学部
講義コード BJ502101 科目区分 専門教育科目
授業科目名 文化財学発展演習BI
授業科目名
(フリガナ)
ブンカザイガクハッテンエンシュウBI
英文授業科目名 Advanced Seminar on Cultural Heritage BI
担当教員名 伊藤 奈保子
担当教員名
(フリガナ)
イトウ ナオコ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 金5-8:文B201
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
対面
演習中心、ディスカッション、学生の発表。 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 09 : 考古学・文化財学
対象学生 3・4年生
授業のキーワード 日本の工芸史、伝統的工芸品、重要無形文化財。 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
文化財学の専門実習/専門演習・基礎演習科目 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
地理学・考古学・文化財学プログラム
(能力・技能)
・地理学、考古学または文化財学に関する研究方法の習得 
授業の目標・概要等 日本文化を伝統的工芸品を通して考察。知識を深め、調査法、及び論理的に発表する能力を習得する。広島の伝統的工芸品に指定品目の内、一つを選び、その歴史、現状、将来性等をテーマに、毎回、学生が発表し、教員と学生ならびに学生同士によるディスカッションを行う。フィールドワークを行う予定。最終的にオリジナル作品の図面を提出する。なお関連する実習、またワークショップ、11月末~12月「くらら」展覧会に作品出陳予定。第1回講義内で説明する。 
授業計画 第1回演習の内容説明 調査方法・社会連携室企画参加作品(2019~2021)と 和紙(2023年度)についての解説 
第2回 広島県の伝統的工芸品
第3回学生の発表1
第4回学生の発表2
第5回学生の発表3
第6回学生の発表4
第7回学生の発表5
第8回学生の発表6
第9回 広島県工芸作品の考察1
第10回 広島県工芸作品の考察2
第11回 広島県工芸作品の考察3
第12回 広島県工芸作品の考察4
第13回 和紙の工芸作品の考察1
第14回 和紙の工芸作品の考察2
第15回 まとめ


発表内容のパワーポイント、レポート提出 
教科書・参考書等 『重要文化財 工芸品』Ⅰ~Ⅳ 毎日新聞社
『国宝 工芸品』Ⅰ~Ⅲ 毎日新聞社
『人間国宝』1~70号 朝日新聞社
『原色日本の美術』(小学館)など。 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, 映像資料, Microsoft Teams
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション, フィールドワーク/ アンケート調査, 授業後レポート
予習・復習への
アドバイス
発表者以外の学生も、事前に発表内容に応じた予習復習を心掛けるように。発表者は発表内容に関する質問に対して、その回答を第15回までに調べておくこと。
 
履修上の注意
受講条件等
広島県の伝統的工芸品について、事前に工房等を見学が望ましい。
授業開始後、第3回より発表が始まることから、広島県の伝統工芸品の内から1つを選択し、①過去発掘、②現状分析、③将来展望をもとに調べ始めておく事。 
成績評価の基準等 発表内容(7割)、質疑応答(2割)、受講態度(1割)等を総合的に評価。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 第3回から発表が開始となる事から、調査準備に事前に入る事。調査・見学においては、教育研究災害保険・教育研究賠償保険等に加入のこと。フィールドワークの場合、現地集合、現地解散とする。
自ら積極的に美術館・博物館・寺社宝物館等に通うことを勧める。 
その他 2018年度~2021年度まで社会連携室企画に選択され、学生を中心に広島県伝統工芸品の三原だるま・宮島細工・宮島焼による新製品を開発している。各自選択した伝統工芸について、伝統技術を活かし現在に即する作品を考案する。今回も広島県の伝統工芸における製品制作と2024年度採択の「和紙」を用いた製品制作を試みる。箔押し実習予定。費用等は授業内で指示する。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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