| 年度 |
2025年度 |
開講部局 |
文学部 |
| 講義コード |
BH203002 |
科目区分 |
専門教育科目 |
| 授業科目名 |
自然地理学概論 |
授業科目名 (フリガナ) |
シゼンチリガクガイロン |
| 英文授業科目名 |
Introduction to Physical Geography |
| 担当教員名 |
後藤 秀昭 |
担当教員名 (フリガナ) |
ゴトウ ヒデアキ |
| 開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
| 曜日・時限・講義室 |
(3T) 金5-8:文B204 |
| 授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
| 講義中心 |
| 単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
| 学習の段階 |
2
:
初級レベル
|
| 学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
| 学問分野(分科) |
12
:
地理学 |
| 対象学生 |
2年次以上 |
| 授業のキーワード |
自然地理 自然環境 地形 地形発達史 防災 津波 地震 |
| 教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
|---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 地理学・考古学・文化財学プログラム (知識・理解) ・地理学、考古学または文化財学に関する基本的理解 |
| 授業の目標・概要等 |
地域の自然環境のうちで主要な構成要素である地形は,長期的にみれば絶えず変化している。環境変化のひとつである地形変化は,突発的なことが多く,人間生活と直面すると自然災害と呼ばれるようになる。本授業では,主に日本の地形を対象としてその特徴や発達史とともに,地形学や地形発達史の知識を通して紐解かれてきた自然災害を紹介する。また,頻度の高い自然災害を防止しようと努力してきた人々の生活文化や最新の防災システムについて解説して,今後の備えについて考えさせる。 |
| 授業計画 |
第01回 地形と自然災害,地形のスケールと地形変化
第02回 火山の地形と日本の火山
第03回 火山の地形発達
第04回 火山災害とハザードマップ
第05回 地震と断層
第06回 断層変位地形と日本の活断層
第07回 変動地形からみた地震の予測
第08回 地震による災害と地形
第09回 プレート境界型地震による地震と海岸地形の隆起
第10回 第四紀の環境変動と海成段丘地形の発達
第11回 津波の特性と過去の津波災害
第12回 内的作用による山地の形成ー日本列島の地形と地質の特徴ー
第13回 侵食のよる山ヒダの形成と斜面災害
第14回 日本の平野の堆積地形
第15回 平野の微地形と洪水災害 |
| 教科書・参考書等 |
図表プリントとレジュメプリントを配布する。 関連文献は授業中に紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料 |
| 【詳細情報】 |
液晶プロジェクタ,白板,赤青メガネ(初回使用時に配布します) |
授業で取り入れる 学習手法 |
小テスト/ クイズ形式 |
予習・復習への アドバイス |
小テストを利用して,既習範囲を確実に復習してほしい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
なし |
| 成績評価の基準等 |
小テスト(2回,各20点)と最終試験(60点)によって評価する。 |
| 実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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| メッセージ |
立体的な地形の画像や,地形図などを使うことによって,自然地理研究の実際も経験し,理解を深めてもらいます。授業を踏まえて,自身の防災に対する備えを考えてほしいと思っています。 |
| その他 |
授業で配布する赤青メガネで下記のサイトの画像や後藤秀昭の論文や報告を見て,学習を深めてください。 https://home.hiroshima-u.ac.jp/hgoto/HideakiGOTO/home.html |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |