年度 |
2025年度 |
開講部局 |
文学部 |
講義コード |
BF204001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
アジア海域システム研究A (東洋史) |
授業科目名 (フリガナ) |
アジアカイイキシステムケンキュウA |
英文授業科目名 |
Study on the System of Maritime Asia A |
担当教員名 |
土居 智典 |
担当教員名 (フリガナ) |
ドイ トモノリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 ターム外(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(外前) 集中:詳細は掲示板参照 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
07
:
史学 |
対象学生 |
2年次以降 |
授業のキーワード |
アジア史 中国史 財政史 政治史 国家統合 近代化 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 東洋史学の専門講義で概説・研究法科目 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 歴史学プログラム (能力・技能) ・歴史学に関する研究の方法の習得
中等教育科学(社会・地理歴史・公民)プログラム (能力・技能) ・社会系内容領域の資料・データを収集・読解し,分析・批評できる (総合的な力) ・調査・研究や教育実践,社会的活動等の成果をまとめ,プレゼンテーションできる |
授業の目標・概要等 |
19世紀後半から20世紀初頭の中国における中央・地方の財政調整のあり方について講義を行う。伝統的な財政制度が、近代的な改革を進めていく中で、中央・地方の関係がどのように変化するかを明らかにする事で、中国の国家統合の特徴と、現代にまで継続する課題が理解できるようになる。 |
授業計画 |
第1回:ガイダンス・問題の所在 第2回:清朝初期の政治制度 康煕・雍正年間 第3回:清朝初期の財政制度 康煕・雍正年間 第4回:清朝の財政危機のはじまり 乾隆・嘉慶年間 第5回: 西欧列強と開港場市場圏 第6回:太平天国の衝撃 第7回:「督撫専権」とは何か 第8回:日清戦争・義和団の乱と清朝財政 第9回:戊戌変法・光緒新政が目指した中央財政の確立 第10回:議会制と予算審議制度 第11回:地方で先行していく財政機関の整理 第12回:近代内閣制と国会 第13回:清理財政改革 第14回:資政院・諮議局と予算審議 第15回:予算制度の行方と辛亥革命
第15回の授業の後で筆記試験を行う。 |
教科書・参考書等 |
・岩井茂樹「清代国家財政における中央と地方 酌撥制度を中心にして」(『東洋史研究』42-2、1983年)。 ・岩見宏「雍正時代における公費の一考察」(『雍正時代の研究』東洋史研究会、1986年)。 ・佐伯富「清代における奏銷制度」(『雍正時代の研究』東洋史研究会、1986年)。 ・土居智典「清末度支部金銀庫の収支に対する一考察」(『現代中国研究』20号、2007年)。 ・土居智典「清清末の雲南報銷案における地方から中央への非正規徴収の流れについて」(『広島東洋史学報』18号、2013年)。 ・土居智典「清末預備立憲時期における財政制度改革 ―清理財政局を中心として―」(『社会経済史学』80巻2号、2014年)。 ・土居智典「光緒新政時期の清朝中央による地方統治と省財政機関の再編についての一考察」(『九州大学東洋史論集』44号、2016年)。 ・土居智典「清末諮議局の予算審議と官紳対立」(『『史学研究』304号、2019年)。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, 映像資料, その他(【詳細情報】を参照) |
【詳細情報】 |
映像資料(パワーポイント) |
授業で取り入れる 学習手法 |
小テスト/ クイズ形式 |
予習・復習への アドバイス |
講義開始前に、参考書欄にある参考文献は、一読しておくことが望ましい。 第1回:ガイダンスで紹介した研究文献などに、図書館などで目を通す。 第2回:授業で紹介する清朝初期についての研究文献などに目を通す。 第3回:授業で紹介する清朝初期についての研究文献などに目を通す。 第4回:授業で紹介する清朝初期についての研究文献などに目を通す。 第5回:授業で紹介するアヘン戦争・太平天国時期の研究文献などに目を通す。 第6回:授業で紹介するアヘン戦争・太平天国時期の研究文献などに目を通す。 第7回:授業で紹介するアヘン戦争・太平天国時期の研究文献などに目を通す。 第8回:授業で紹介するアヘン戦争・太平天国時期の研究文献などに目を通す。 第9回:授業で紹介する戊戌変法・光緒新政時期の研究文献などに目を通す。 第10回:授業で紹介する戊戌変法・光緒新政時期の研究文献などに目を通す。 第11回:授業で紹介する戊戌変法・光緒新政時期の研究文献などに目を通す。 第12回:授業で紹介する戊戌変法・光緒新政時期の研究文献などに目を通す。 第13回:授業で配布するPDF資料などを再読する。可能であれば、預備立憲改革時期の研究文献などに目を通す。 第14回:授業で配布するPDF資料などを再読する。可能であれば、預備立憲改革時期の研究文献などに目を通す。 第15回:授業で配布するPDF資料などを再読する。可能であれば、預備立憲改革時期の研究文献などに目を通す。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
授業中に行う小テストと最終試験において、清朝の伝統的な財政制度の特性、清末の財政問題の概要、近代的な財政機関の成立と予算制度について説明できるかを評価の基準とする。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |