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年度 2025年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASA07001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 地域文化研究特論A
授業科目名
(フリガナ)
チイキブンカケンキュウトクロンA
英文授業科目名 Special Topics in Area Studies A
担当教員名 三品 英憲
担当教員名
(フリガナ)
ミシナ ヒデノリ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 07 : 史学
対象学生 学部2,3年生
授業のキーワード 国民国家、国民軍、徴兵制、普通選挙、総力戦、社会主義、革命 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
・異文化・異領域の人々に対するコミュニケーション能力の前提となる日本語・日本文化及び外国語・外国文化への知識・理解
(能力・技能)
・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 
授業の目標・概要等 現在、私たちが目の当たりにしている国家や社会が、どのような過程を経て形成されたのか、そしてそれは現在どのように変化しつつあるのかを、近代国家(主権国家)の成立とその国民国家化から、総力戦体制の形成と解体まで概観することによって考察する。その際には、理解を助けるために映像資料も適宜利用する。これは歴史的な視座から現在を捉えようとするものであり、世界史的な視野から近現代を捉えるうえで必須となる歴史概念を理解することを目的とするものである。 
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 主権国家の成立と国民国家化
第3回 19世紀後半の世界と総力戦時代の幕開け
第4回 映像資料で見る第一次世界大戦
第5回 前近代の日本社会の構造と国民国家化・総力戦体制の構築
第6回 前近代の中国社会の構造と国民国家の構築
第7回 戦間期の世界
第8回 第二次世界大戦への道のり
第9回 アジア太平洋戦争と日本の国家・社会
第10回 中国社会にとっての日中戦争
第11回 総力戦と冷戦体制
第12回 映像資料で見る東西冷戦と核開発
第13回 東西冷戦の新たな展開-1950年代~60年代を中心に
第14回 東西冷戦の終焉と総力戦-グローバリゼーション・社会主義・福祉国家
第15回 総力戦後の時代の国家と社会-「小さな政府」への展開

すべての講義が終了した段階で、レポートの提出を求める。 
教科書・参考書等 各授業回ごとの参考書については授業で配布するレジュメに記載します。ここには全体を通しての参考書を記載します。
足立啓二『専制国家史論』ちくま学芸文庫、2018年
奥村哲『中国の現代史-戦争と社会主義』青木書店、1999年
笹川裕史・奥村哲『銃後の中国社会-日中戦争下の総動員と農村』岩波書店、2007年
笹川裕史『中華人民共和国誕生の社会史』講談社選書メチエ、2011年
笹川裕史『中国戦時秩序の生成-戦争と社会変容 1930年代-50年代』汲古書院、2023年
長谷部恭男『これが憲法だ!』朝日新書、2006年
長谷部恭男『憲法の理性』東京大学出版会、2006年
三品英憲『中国革命の方法-共産党はいかにして権力を樹立したか』名古屋大学出版会、2024年
山之内靖(伊豫谷登士翁・成田隆一・岩崎稔編)『総力戦体制』ちくま学芸文庫、2015年

 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料, 映像資料, その他(【詳細情報】を参照)
【詳細情報】 DVD、PC(一部の説明でパワーポイントを使用する) 
授業で取り入れる
学習手法
予習・復習への
アドバイス
第1回 現代社会と総力戦体制の関係について意識しましょう。
第2回 ヨーロッパ中世の国家と近代国家の違いについて理解しましょう。
第3回 国民国家・国民軍の成立と参政権・徴兵制の関係について理解しましょう。
第4回 人類史上における第一次世界大戦の画期性について理解しましょう。
第5回 前近代日本社会の構造的特徴と国民国家化の関係について理解しましょう。
第6回 前近代中国社会の構造的特徴と国民国家化の関係について理解しましょう。
第7回 アメリカが主導した戦間期の世界秩序について理解しましょう。
第8回 第二次世界大戦が社会と国家の関係にどのような影響を与えたのか理解しましょう。
第9回 アジア太平洋戦争が日本の社会・国家にどのような影響を与えたのか理解しましょう。
第10回 総力戦としての日中戦争が中国社会に与えた影響について理解しましょう。
第11回 総力戦体制としての社会主義と冷戦構造について理解しましょう。
第12回 「核」「ミサイル」の開発と東西冷戦の展開過程を理解しましょう。
第13回 1950年代~60年代における中国の選択と冷戦の新たな展開について理解しましょう。
第14回 東西冷戦の終焉が総力戦体制にどのような影響を与えたのか理解しましょう。
第15回 総力戦後の時代の国家と社会の姿を概観し、現在の歴史的位置を考えましょう。 
履修上の注意
受講条件等
特になし。 
成績評価の基準等 授業への参加態度と、全講義終了後のレポートを総合的に勘案して成績を評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 現在、皆さんが目の当たりにしている国家や社会は歴史的に不変のものではありません。かつてどのような国家と社会があり、それがどのように変化して現在の国家や社会に至ったのか。そうした歴史的な視点を持つことを意識して授業に臨んでください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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