年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期 |
講義コード |
WRA10401 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
技術移転論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ギジュツイテンロン |
英文授業科目名 |
Technology Transfer |
担当教員名 |
伊藤 孝夫 |
担当教員名 (フリガナ) |
イトウ タカオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火9-10:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義と演習を中心に、モミジ、Moodle(講義資料)+Microsoft Teams(双方向型)の形式。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
21
:
社会人基礎 |
学問分野(分科) |
03
:
キャリア教育 |
対象学生 |
すべての大学院生 |
授業のキーワード |
研究開発、技術移転、マーケティング、イノベーション、技術戦略 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
目標:本講義は技術経営のコアともいうべき技術移転の基本を系統的に学習することを目標とする。 概要:技術移転の実態を,技術の移転側と受入側の視点から,技術移転の実務を考察しながら,海外直接投資の基本理論をはじめ,研究開発、技術移転、マーケティング、イノベーション、技術戦略などの基本問題を説明する。事例研究として造船,家電などの日本企業を取り上げ、技術移転の成功要因である経営資源の特許の利用をはじめ、為替レートの影響、研修制度、技術マーケティング及び組織設計などの影響を詳しく説明し、技術移転の成功要因の説明を行う。 |
授業計画 |
第1回 開講の目的とガイダンス 第2回 シャープグループAIoT技術開発の事例紹介 第3回 2050年カーボンニュートラル社会に向けた将来展望 第4回 技術移転の観点からみたシリコンバレーのエコシステムについて 第5回 技術移転の事例研究 第6回 技術移転とイノベーション:カルビーの事例 第7回 技術移転:造船の事例 第8回 まとめ
レポートと試験を実施する予定。 |
教科書・参考書等 |
1)伊藤孝夫(2002)ネットワーク組織と情報「増補版」,白桃書房. 2) J. A. Pearce II, R. B. Robinson, Jr. (2000), Strategic Management, 7th edition, The McGraw-Hill Companies, Inc. 3) Burgelman, R. A., C. M. Christensen and S. C. Wheelwright (2009), Strategic Management of Technology and Innovation, 5th edition, New York: McGraw-Hill. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像を利用する予定 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
予習復習の資料として参考文献や指定の参考資料を読み、講義のポイントを理解する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特になし。ただし、確率統計学と微積分の基礎知識を求められる時がある。問題意識をもって学習し、積極的に質問することを歓迎する。 |
成績評価の基準等 |
取組態度25%+レポートなど30%+試験45%;60点以上合格。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
理工系の大学院のみなさんは各自の専門領域の学問を研鑽することが第一であるが、就職後、自分の専門技術をいかに企業経営に役に立つかを考えておく必要がある。本講義においては、技術移転の基礎知識を説明すると同時に、多くの事例学習を通じて、技術移転の技術とそのノウハウを学習することができる。 |
その他 |
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |