年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期 |
講義コード |
WRA10301 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
知的財産及び財務・会計論 |
授業科目名 (フリガナ) |
チテキザイサンオヨビザイム・カイケイロン |
英文授業科目名 |
Intellectual Property, Finance and Accounting |
担当教員名 |
伊藤 孝夫 |
担当教員名 (フリガナ) |
イトウ タカオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 火5-6:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義と演習を中心に、学生による発表・ディスカッションの形式。モミジ、Moodle(講義資料)+Microsoft Teams(双方向型)の形式 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
21
:
社会人基礎 |
学問分野(分科) |
05
:
ダイバーシティ |
対象学生 |
すべての大学院生 |
授業のキーワード |
特許、産業財産権、知財戦略、財務、会計、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
目標:本コースは知財関係と会計財務の二つの部分によって構成されるものである。知財関係と会計財務においては、技術移転論における法務をはじめ、特許、商標などの知的財産法に関連するものと、財務会計の基礎知識と資金の運用技術などをそれぞれ学習することを目標としている。 概要:知財関係においては、工学と企業経営のリンクする部分である知的財産をはじめ、特許法、特許の出願明細書、意匠法、商標法及び、著作権法、特許裁判などを学習する。会計財務においては、ベンチャー企業をはじめ、企業の経営幹部に求められる企業の経営成果である貸借対照表、損益計算書、ギャシュフローの知識ばかりでなく、資金の流れや資金の運用方法などについても学習する。 |
授業計画 |
第1回 開講の目的、ガイダンス・知財・財務会計とは 第2回 知的財産総論 第3回 特許法の概要 第4回 特許出願明細書の書き方 第5回 特許出願明細書の書き方演習 第6回 資金の流れとレバレッジ効果 第7回 マツダの経営計画プロセス~企業の収益化~ 第8回 まとめ
特許明細書の実習、レポートと試験を実施する予定 |
教科書・参考書等 |
1) 経済産業省特許庁企画(2011)産業財産権標準テキスト(特許編),工業所有権情報・研修館発行. 2) 徳賀芳弘(2011)企業会計の基礎概念,中央経済社. 3) 徳賀芳弘(2000)国際会計論,中央経済社. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像などを利用 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
予習復習の資料として参考文献や指定の参考資料を読み、毎回の講義のポイントを理解する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特になし。確率統計学と微積分の基礎知識を求められる時がある。問題意識を持って学習し、積極的に質問することを歓迎する。 |
成績評価の基準等 |
取組態度等25%+レポートなど30%+試験45%;60点以上合格。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
知的財産と財務会計はMOT教育における重要な二つの側面である。本講義においては、MOTとベンチャービジネスをベースに、ベンチャー企業の立ち上げばかりでなく、企業の経営者または管理者に求められる基本的な法務と経営知識を学習する。大学院を卒業する前に、習得しておくべき科目の1つであり、受講を強く勧める。また、講師、特に学外講師に対してはエチケット厳守。 |
その他 |
学期末に授業評価アンケートを実施します。回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力し,改善につなげていきます。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |