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年度 2024年度 開講部局 先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻理工学融合プログラム
講義コード WSQB1701 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 地球流体構造論
授業科目名
(フリガナ)
チキュウリュウタイコウゾウロン
英文授業科目名 Global Fluid Dynamics and Natural Structure Formation
担当教員名 小澤 久
担当教員名
(フリガナ)
オザワ ヒサシ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 水1-4:総J201
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義,視覚教材 (パワーポイント) ,実演実験等。 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 03 : 自然環境
対象学生 大学院学生
授業のキーワード 地球流体,循環運動,非平衡,エネルギー散逸,散逸構造,自己組織化 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 非平衡状態の地球流体や関連する物質系に形成される秩序構造について多角的な視点から学ぶことで,非平衡系全体の状態とその変化の仕組みについての基礎的な知見を得ることをこの授業の目標とする。この授業は,第1部「地球流体システム論」と第2部「秩序構造形成論」で構成する。 
授業計画  ・概要(第1回)
第1部 地球流体システム論(第2回-第7回)
 ・非平衡開放系としての地球流体システム
 ・地球の放射収支
 ・大気温度の高度分布
 ・大循環運動による熱輸送
 ・熱輸送に伴うエネルギー散逸率

第2部 秩序構造形成論(第8回-第15回)
 ・自然界の縞模様
 ・流体系の散逸構造とその特徴
 ・粉体流の秩序構造
 ・割れ目の周期構造
 ・フラクタルと散逸構造
 ・まとめと課題 
教科書・参考書等 a) Lorenz, E. N., "The Nature and Theory of the General Circulation of the Atmosphere", WMO, Geneva, 1967.
b) Prigogine, I., and I. Stengers, "Order out of Chaos", Bantam, New York, 1984 (混沌からの秩序,みすず書房).
c) Mandelbrot, B. B., "The Fractal Geometry of Nature", Freeman, New York, 1977.
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 視覚教材(パワーポイント)とその画像のPDFファイル,実演実験等。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
Part 1: 講義資料と参考文献 (a) を参考にする。
Part 2: 講義資料と参考文献 (b, c) を参考にする。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 課題やリポートの内容,及び講義への参加の質と量により評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 使用言語(日本語,英語,日本語英語併用)については,受講生の使用言語を考慮し,第1回目の講義時に知らせる。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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