年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻量子物質科学プログラム |
講義コード |
WSP03900 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
物質基礎科学特別講義B |
授業科目名 (フリガナ) |
ブッシツキソカガクトクベツコウギB |
英文授業科目名 |
Current Topics in Basic Sciences of Matter B |
担当教員名 |
鈴木 通人 |
担当教員名 (フリガナ) |
スズキ ミチト |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中:先402N |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
06
:
物理学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
磁性、輸送現象、群論、トポロジー |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
大阪公立大学 工学部工学研究科マテリアル工学科 教授 鈴木 通人氏による集中講義(世話教員:多田 靖啓)。 磁性体を特徴づける磁気構造の対称性と電子構造・物性現象の関わりを理解する。 |
授業計画 |
磁性体は異常ホール効果や異常ネルンスト効果、スピンホール効果といった多彩な物性研究の舞台になっており、近年は、ワイル点やノーダルラインのようなバンドのトポロジーに起因する特異な縮退構造と物性の関わりも盛んに研究されている。これらの物性発現の有無は磁気構造の対称性によって決まり、トポロジーによる縮退構造の形成も対称性と密接に関係している。 本講義では必要最小限の群論の解説からはじめ、磁気構造の対称性の記述方法、線形応答関数の変換性の計算から輸送現象の発現の有無を判定する方法を習得し、対称性によるバンドの分類、ワイル点やディラック点、ノーダルラインなどのバンドの縮退構造の形成、バンドの特異な縮退構造が輸送現象に及ぼす影響などを概観する。 授業計画: 1.対称性の記述法(群論の基礎) 2.対称性による磁気構造の分類 3.磁気構造の対称性と輸送現象 4.対称性から見たスピン・軌道相互作用と異常・スピンホール効果 5.対称性と一電子状態 6.磁性体の対称性とバンドの縮退構造 7.ベリー曲率と輸送現象
受講生の理解状況などを勘案して授業の進行を変更することがあります。講義中の質問や講義内容に関する要望を歓迎します。 |
教科書・参考書等 |
授業時に適宜案内する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業時に適宜案内する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
量子力学を履修済みであることが望ましい。 |
成績評価の基準等 |
出席60%、レポート40%程度 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |