年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻量子物質科学プログラム |
講義コード |
WSP02500 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
ナノサイエンス |
授業科目名 (フリガナ) |
ナノサイエンス |
英文授業科目名 |
Nanoscience |
担当教員名 |
鈴木 仁 |
担当教員名 (フリガナ) |
スズキ ヒトシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月5-6,木3-4:先405N |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、板書多用、 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
12
:
電子工学 |
対象学生 |
量子物質科学専攻博士課程前期学生 |
授業のキーワード |
ナノテクノロジー、表面科学、顕微鏡技術、ナノ材料 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 近年、発展のめざましいナノメートルスケールの分析手法の代表である走査プローブ顕微鏡の原理を中心テーマとして、ナノサイエンスおよびナノテクノロジーのの基本的な概念を理解する。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
ナノメートルの領域での発現する特徴的な現象を理解し、新しい技術開発に結びつけるために必要となるナノメートルスケールの科学を、実際の測定技術、物質の構造・特性、応用技術、最新の研究動向等を通して学ぶ。また、理学・工学の領域を越えた融合的な視点の育成もめざす。 |
授業計画 |
第1回:ナノメートル科学と表面、ナノ科学研究の歴史、ナノメートル領域の現象 第2回:表面I 第3回:表面II 第4回:電子顕微鏡技術 第5回:走査トンネル顕微鏡技術 I トンネル現象の基礎,STMの原理と構造 第6回:走査トンネル顕微鏡技術 II トンネルスペクトルの原理,SP-STM 第7回:走査トンネル顕微鏡技術 III 空間分解能 第8回:原子間力顕微鏡技術 I 原子間力,AFMの原理と構造 第9回:原子間力顕微鏡技術 II NCAFMの原理,KFM 第10回:単電子デバイス クーロンブロッケード, 第11回:単電子トランジスタ 第12回:自己組織化 I 散逸構造など 第13回:自己組織化 II 自己集合構造など 第14回:自己組織化 III 自己組織化による構造作製 第15回:ナノバイオテクノロジー |
教科書・参考書等 |
講義形式(板書多用、参考資料は適宜配布) パワーポイントによる画像の表示 教科書は指定しないが、参考となる書籍は随時紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
板書多用、参考資料は適宜配布 パワーポイントによるスクリーン上での画像の表示 学生自身による課題発表も課す. |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
自ら計算したり、資料にあたることで講義内容の理解を深める。 興味を持った内容を自分でより深く調べ、内容の理解を深める。 |
履修上の注意 受講条件等 |
第一回目の講義時に,学生の既習内容についてアンケートをとり,それに応じてシラバス内容から一部の講義内容を変更することがある. 電磁気学、量子力学の基礎は理解していること。 |
成績評価の基準等 |
途中での数回のレポートおよび課題発表(20%)および期末レポート(80%)を課し、講義内容の理解度とともに、関連分野への応用的展開能力などを含めて総合的に評価し、100点満点中の60点以上を合格とする。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
国研における技術開発研究および研究推進の実務. ナノテクノロジーに関連した技術開発研究及び研究推進についての解説. |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |