年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻量子物質科学プログラム |
講義コード |
WSP02100 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
ビーム物理学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ビームブツリガク |
英文授業科目名 |
Beam Physics |
担当教員名 |
岡本 宏己,檜垣 浩之 |
担当教員名 (フリガナ) |
オカモト ヒロミ,ヒガキ ヒロユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火7-8,金7-8:先405N |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
06
:
物理学 |
対象学生 |
博士課程前期学生 |
授業のキーワード |
ビーム,非中性プラズマ,荷電粒子閉じ込め,加速器,レーザー |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
荷電粒子ビームや非中性プラズマなど,単一種のイオンあるいは電子から成る荷電粒子多体系の物性およびその制御・生成法について学ぶ。様々な種類の加速器やビーム軌道力学,プラズマトラップ(荷電粒子閉じ込め)の原理とその実際についても詳しく紹介する。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス(講義内容や授業計画の説明など);ビームの定義について(岡本宏己) 第2回 加速器の歴史(岡本宏己) 第3回 単粒子軌道力学の基礎(岡本宏己) 第4回 線形および円形加速構造(岡本宏己) 第5回 エミッタンスとビーム冷却(岡本宏己) 第6回 ビームの集団運動(岡本宏己) 第7回 極低温ビーム物性(岡本宏己) 第8回 ビームダイナミクスのための正準理論(岡本宏己) 第9回 荷電粒子多体系としてのプラズマ(檜垣浩之) 第10回 ペニングトラップによる荷電粒子閉じ込めとg因子測定(檜垣浩之) 第11回 ポールトラップによる荷電粒子閉じ込めとレーザー冷却(檜垣浩之) 第12回 マルンバーグトラップによる荷電粒子閉じ込めと電子冷却(檜垣浩之) 第13回 磁気ミラートラップによる荷電粒子閉じ込めとイオン源(檜垣浩之) 第14回 加速器における荷電粒子閉じ込めとの対応(檜垣浩之) 第15回 ハミルトン力学系について(檜垣浩之)
「加速器」および「プラズマ閉じ込め法」に関するレポートを課す予定 |
教科書・参考書等 |
講義形式(講義中心);とくに参考書等は指定しない。 液晶プロジェクター(パワーポイント)を多用する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
映像(PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
荷電粒子ビームの物理(加速器,非中性プラズマ等の基礎)について幅広く講義します。とくに予復習は必要ありませんが,積極的に質問すること。また,2つの主要テーマ(粒子加速器および非中性プラズマ)に関してレポートを課しますので,その準備を通じて,講義中に学んだ諸概念をしっかり復習するよう努めてください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
講義に際して,力学および電磁気学の基礎知識を仮定する。 |
成績評価の基準等 |
上欄に明記されているように,2回のレポートを課す予定である。提出されたレポートの内容と授業への取り組み姿勢(積極的な発言など)を総合的に評価した上で,成績を決定する。 具体的な評価基準は次の通り:レポート 80%(程度) および 平常点 20%(程度) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |