広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2024年度 開講部局 先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻機械工学プログラム
講義コード WSH20902 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 Mechanical Engineering Design
授業科目名
(フリガナ)
英文授業科目名 Mechanical Engineering Design
担当教員名 茨木 創一
担当教員名
(フリガナ)
イバラキ ソウイチ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 木5-8:工108
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
This class will be entirely in English in 2024.
2024年度は,講義は英語です.1年ごとに英語・日本語で実施します.
試験は実施しない予定です.ただし,毎回レポートを出す予定です. 
単位 2.0 週時間   使用言語 E : 英語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 09 : 機械工学
対象学生  
授業のキーワード 位置決めシステム,機械要素,運動精度,計測,機構学,幾何学モデル 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等  位置決めを機能とし,高い運動精度を求められるメカトロニクス・システムの設計に関して,機械工学のエンジニアとして知っておくべき実際的な知識を学ぶ.位置決めシステムを構成する機械要素である,サーボモータ,ボールねじ,リニアモータ,案内,エンコーダなどについて,原理と,どのような原因で運動誤差が生じるかを学ぶ.また,位置決めシステムの運動精度の測定法を学ぶ.
 さらに,複数の軸を組み合わせた多軸位置決めシステムを対象として,機構学を基礎とした新しい測定法の考え方を講述する.座標変換の考え方に基づく多軸位置決めシステムの幾何学モデルの導出理論と,それを基礎とした測定,誤差原因診断,数値補正を説明する.本授業では基本的に,主に工作機械の多軸位置決めシステムを題材とする. 
授業計画 第1回 位置決めシステムを構成する機械要素.
第2回 サーボモータの原理とボールねじ
第3回 案内とリニアエンコーダの原理.
第4回 レーザ干渉計による長さ測定
第5回 直進軸の誤差運動とその測定.直進位置決め誤差,真直度誤差,直角度誤差,姿勢誤差の測定.
第6回 回転軸の機構と誤差運動.回転軸を構成する機械要素.回転軸の誤差運動の測定法.
第7回 直進3軸機構の幾何学モデル.
第8回 座標変換の考え方を用いた幾何学モデルの導出
第9回 直進3軸機構の幾何学モデル.座標変換の考え方を用いた幾何学モデルの導出
第10回 直進3軸機構の幾何学モデル.座標変換の考え方を用いた幾何学モデルの導出
第11回 旋回2軸を持つ5軸機構の幾何学モデル.座標変換の考え方を用いた幾何学モデルの導出
第12回 旋回2軸を持つ5軸機構の幾何学モデル.座標変換の考え方を用いた幾何学モデルの導出
第13回 旋回2軸を持つ5軸機構の幾何学モデル.産業用ロボットの幾何学モデル.
第14回.産業用ロボットの幾何学モデル.
第15回 産業用ロボットの幾何学モデル.

レポートを毎回出す予定.授業内で回答するレポートも出します.試験は実施しない予定. 
教科書・参考書等 参考書:「工作機械の空間精度 ―3次元運動誤差の幾何学モデル・補正・測定―」.著:茨木創一.森北出版. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
教科書は講義の後半の内容です.機構学や座標変換に関する理解が必要となるので,授業の復習に使ってください.  
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 試験は行わない予定です.毎回の小テストと,レポートで,最終的な成績評価とする予定. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 英語,日本語の講義を年ごとに交代で行います. 
その他 授業内に,無記名クイズ形式のオンラインサービスを使用する予定です.wifi接続のできるPCまたはスマートフォンを持参してください.授業の資料は,事前にmoodleで配布します. 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ