年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻電気システム制御プログラム |
講義コード |
WSG20701 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
システム制御特論 |
授業科目名 (フリガナ) |
システムセイギョトクロン |
英文授業科目名 |
Advanced System Control |
担当教員名 |
山本 透 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤマモト トオル |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 火1-2:工103, (1T) 木1-2:工102 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義形式 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
11
:
電気システム制御工学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
PID制御系設計,システムモデリング,システム同定,最小二乗法,セルフチューニング制御,極配置制御,一般化最小分散制御 SDG_09 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
学部では古典制御(出力フィードバック),および現代制御(状態フィードバック)の理論に基づいた制御系設計法を学んだ。このとき,対象とするシステムの特性が既知で不変であると仮定した上で制御系を設計した。しかしながら,実際には,前もって完全にシステムの特性が把握できることは稀であり,また特性が徐々に変化することも往々にして存在する。本講義では,そのようなシステムに対する高度自動制御として代表的なセルフチューニング制御系の設計法について学ぶ。 |
授業計画 |
第1回 制御系設計の復習 (1)モデリング・伝達関数,システムの特性 第2回 制御系設計の復習 (2) PID制御系設計,安定性解析・定常誤差解析,制御性能評価 第3回 【制御系設計演習1】PID制御系設計 第4回 離散化と離散時間モデル 第5回 セルフチューニング制御系の基本設計 第6回 離散時間制御系設計法 (1)極配置制御 第7回 システム同定法 (1)一括型最小二乗法 第8回 【制御系設計演習2】一括型最小二乗法 第9回 システム同定法 (2)逐次型最小二乗法 第10回 【制御系設計演習3】逐次型最小二乗法 第11回 【制御英設計演習4】極配置制御に基づくセルフチューニングPID制御 第12回 離散時間制御系設計法 (2)一般化最小分散制御(GMVC) 第13回 【制御系設計演習5】GMVCに基づくセルフチューニングPID制御 第14回 実システムの制御とデータ指向型制御 第15・16回 期末試験【レポート課題】
5回の演習実施の際にレポート提出を課す。また最後に,習得状況を把握するために,期末試験に替えてレポート課題を課す。 |
教科書・参考書等 |
参考書 大松・山本編著:セルフチューニングコントロール,コロナ社,(1996) ISBN978-4-339-08359-0 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
講義資料を配布し、これに沿って講義を進める |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
学部で履修した「自動制御工学」の内容について復習をしておくこと。また,毎回の講義の後に随時復習をし,分からないところがあれば前もって質問するなど,理解することに最大限度力すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポート50%,期末テスト50% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
学部での講義では、連続時間系に対する制御系設計を学びました。この講義では、コンピュータを用いて制御するということを前提とした離散時間系に対する制御系設計方法について学びます。 |
その他 |
このシラバスに沿って講義を進める予定ですが、変更する可能性があります。いずれにしても講義の中で変更点については連絡します。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |