年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻物理学プログラム |
講義コード |
WSB02000 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
量子場の理論 |
授業科目名 (フリガナ) |
リョウシバノリロン |
英文授業科目名 |
Quantum Field Theory |
担当教員名 |
両角 卓也 |
担当教員名 (フリガナ) |
モロズミ タクヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水1-4:理B305 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心,黒板多用, |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
06
:
物理学 |
対象学生 |
M1,M2 |
授業のキーワード |
場の量子論, 正準量子化, 経路積分法、ファインマン測, 有効作用, 有効ポテンシャル |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 場の量子論の基礎的な点を解説する。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
本講義では,素粒子,宇宙,物性の現象の解明に必要な場の量子論の基礎を解説する。特に正準量子化と経路積分法を基にした場の量子化の方法を学び,ファインマン則を場の量子論に基づいて導く。有効作用,有効ポテンシャルの概念や,グリーン関数の生成汎関数についても学ぶ。以上の内容を身に着けるために適切な物理系の例を主に素粒子分野から選び,量子場の理論の適用例を具体的にみる |
授業計画 |
第1回 場の量子化 第2回 相対論的スカラー場 第3回 相互作用と摂動論 第4回 S行列 Feynman 則 第5回 LSZ 形式 第6回 Fermi 粒子 第7回 量子電磁力学 第8回 経路積分 第9回 有効作用 有効ポテンシャル 第10回 非可換ゲージ理論 第11回 自発的対称性の破れ 第12回 湯川セクターとFCNC 第13回 ニュートリノ質量とBSM 第14回 有効理論とアノマリー 第15回 繰り込みと繰り込み群
レポート実施予定 |
教科書・参考書等 |
特に指定しないが ゲージ場の理論I, II (九後)などを参考にする。
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授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
1-2, 正準量子化を理解する。3-5 摂動論を理解しそれに基づいてファインマン則を導く。 S matrix とGreen関数の関係を理解する。6 フェルミ場の量子化 7-9 いろいろな場面での 場の理論 10-12 経路積分を用いた量子場 13-15繰り込み等をめぐる話題 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポート(100%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |