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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程後期教育科学専攻日本語教育学プログラム
講義コード WNDD0055 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 特別研究
授業科目名
(フリガナ)
英文授業科目名 Research in Special Topics
担当教員名 松見 法男
担当教員名
(フリガナ)
マツミ ノリオ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 金5-6:教員研究室
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心,学生の発表,ディスカッション 
単位 1.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 7 : 大学院発展的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 06 : 心理学
対象学生 教育学習科学専攻生(日本語教育学分野)選択必修
授業のキーワード 第二言語としての日本語,言語と認知,心理学研究 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 日本語教育にかかわる諸課題のうち、学習者や教師の心理的メカニズムを解明するための調査・実験を行い、その成果を学術誌に投稿するとともに、学位論文を構成する研究としてまとめる。 
授業計画 第1回 第二言語としての日本語の教育や学習に関して,修士論文からの発展課題を明確化し,個別の調査・実験テーマを設定する
第2回 関連する国内外の先行研究を熟読し,未解決の問題点ならびに検討点を指摘した上で,研究の必然性を明らかにする
第3回 同上
第4回 同上
第5回 心理学研究法に根ざした調査・実験計画を立案する
第6回 同上
第7回 予備調査・実験,および本調査・実験を遂行し,その結果について考察する
第8回 同上
第9回 同上
第10回 関連学会での口頭発表を想定したレジュメならびに発表資料を作成する
第11回 同上
第12回 学会での口頭発表経験をふまえて,実証論文を作成し,学術誌へ投稿する
第13回 同上
第14回 同上
第15回 学位論文を構成する実証研究としての位置づけを明確にし,さらに次の調査・実験を計画する

授業は受講生全員と指導教員との討論を中心に進める。主な内容は上記のとおりである。 
教科書・参考書等 特定の教科書は使用しない。授業は,主に担当教員と受講生全員による討論形式で進める。各自の研究テーマに関する内外の文献,研究法、論文作成方法に関する書籍は適宜紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,PC画面等 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
主なアドバイスは以下の通り。
1.追調査や追実験が必要かどうか,という視点からも,修士論文での取り組みを振り返る。
2.一定のペースで学術論文を読むことは大切であるが,新しい知識に出会うたびに研究テーマが変わると,実証研究の開始が遅れる。この点に注意すること。
3.心理学研究法の基礎知識を,折に触れて確認すること。
4.予備調査や予備実験は,机上のアイデアでは気づかない点を教えてくれるので,必ず実施しよう。
5.日本語教育や第二言語習得に関連する学会に積極的に参加し,学外でも研究者仲間を増やすことが大切である。
6.1年に1回は全国学会で口頭発表ができるように計画すること。
7.学位論文では,きわめて高い日本語作文力が要求される。日頃から,日本語の学術的表現に対する感受性を高めることが重要である。 
履修上の注意
受講条件等
「言語教育心理学演習」および「言語教育心理学特講」(博士課程前期)を履修しておくことが望ましい。この授業は,前期と後期を通年で履修すること。 
成績評価の基準等 口頭発表の内容と質疑応答への対応(50%),討論への参加度(50%)に基づいて総合的に評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 実証的研究を遂行しながら,1年に1本のペースで学会誌に,また1年に2本のペースで大学紀要等への投稿論文を作成しよう。学術誌に掲載可となるまでの道は,実に多くのことを教えてくれる。授業では,他者の研究についても積極的に質問し,議論を通して研究内容・方法について批判的に観る力を養って欲しい。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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