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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム
講義コード PA363099 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 重点演習(刑事法理論研究)
授業科目名
(フリガナ)
ジュウテンエンシュウ(ケイジホウリロンケンキュウ)
英文授業科目名 Advanced Seminar of Criminal Law and Procedure
担当教員名 秋野 成人
担当教員名
(フリガナ)
アキノ シゲト
開講キャンパス 東千田 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 水1-2
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
議論中心 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 7 : 大学院発展的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 01 : 法学
対象学生 研究者志望の者及び理論研究に興味関心のある者
授業のキーワード  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
選択科目【a 法律基本科目】 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 【目標】
 刑法あるいは刑事訴訟法の領域において、実務と理論とを架橋する研究に将来的に携わることが可能となるように、理論研究のベースとなる歴史的(あるいは社会的)分析及び比較法的分析につきその基本的・基礎的なアプローチ方法とその視座の設定に関する導入的な教育を行う。学修状況によっては、分量のさほど多くない外国文献を購読することでその読み方等をマスターさせるとともに、最深の裁判例を素材に簡潔明瞭の判例評釈をまとめるなど研究成果を挙げさせ、さらに可能であれば研究倫理についても指導を行う。
【概要】
 受講生がより深い理解を求める刑法・刑事訴訟法の理論について、基礎文献、最新文献、外国文献及び裁判例等を取り上げて、それぞれにつき理論解析の視座を明らかにしつつ、時代の推移や社会背景・特性に応じた分析手法の変化を追ていく。 
授業計画 第1回 問題意識・課題の確認と共有
第2回 関心領域における基本文献の分析・検討①
第3回 関心領域における基本文献の分析・検討②
第4回 関心領域における判例・裁判例の検討①

第5回 関心領域における判例・裁判例の検討②
第6回 関心領域における外国文献又は最新文献の分析・検討①
第7回 関心領域における外国文献又は最新文献の分析・検討②
第8回 課題へのアプローチの探求 
教科書・参考書等 関心のある刑事法の領域についてより深い理解を目指すのに必要な文献等を適宜用いる。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 受講生がより深い理解を目指し探求したテーマを決定するので、それぞれがテーマを設定し、そのテーマのどこに関心を持っているのか、どういう点で理解を深めたいのかを取りまとめておくこと

第2・3回 各関心テーマにつき、基本とされる研究論文等を事前に知らせるので、その概要を取りまとめるとともに、その論文のオリジナリティを考えて欲しい。

第4・5回 関心テーマに関する判例や裁判例を、事案分析、判例の射程等の観点から分析しておいて欲しい。

第6・7回 関心テーマが海外において議論されていればその現状について、わが国固有の問題であれば最新の文献を通じて最先端の議論状況について、比較法的あるいは歴史的な視点での分析を行うので、異同を確認しておいて欲しい

第8回 ここまでの分析検討結果を簡潔に口頭で報告してほしい。 
履修上の注意
受講条件等
 履修希望の者は、事前に担当教員に相談してください。
 本講義は、各科目の実施方法の「1(4)応用力の涵養」、「2(3)研究中心」、「2(4)論述能力の涵養 ②制度選択力、③論理構成力」「3(1)生じている問題の社会的背景の重視」に相当します。
 成績評価は「②制度を一覧して比較できる、③論理構成を比較し選択できる」、「社会的背景を前提に論理展開が試みられるか」を基に行います。 
成績評価の基準等 基本的な研究論文、判例及び外国文献等を検討・分析した後に、当該文献資料に関するレポートを提出してもらい、その評点の合算で成績評価を行う。レポート提出は4回とし、それぞれ25点満点で評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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