年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム |
講義コード |
PA346814 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
刑法B演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
ケイホウBエンシュウ |
英文授業科目名 |
Seminar of Criminal law B |
担当教員名 |
秋野 成人 |
担当教員名 (フリガナ) |
アキノ シゲト |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水5-6 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
1年次 |
授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 必修【a法律基本科目】 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
【目標】 1.典型事例をを素材に、事案解決の基礎を修得する。 2.事例における具体的事実が、条文や規範との関係においてどのような意味を有するのかを説明できる。 3.事案を解決するまでの法理論的思考のプロセスを論理的な文章で表現できる。 【概要】 条文及びその解釈に基づく論理と、明文上規定のない刑法理論として展開される論理とを用いて、具体的事例を解決するプロセスを学ぶ。個々の犯罪類型につき典型事例や裁判例を素材にしてその解決に必要な理論や規範がどこからいかに導かれるのか、その規範を具体的事実にどのようにあてはめて結論を得るのかというプロセス的思考を修得できるよう、受講生の論述を素材に双方向・多方向での検討の機会を多く設けて、論理を積み重ねていくプロセスをチェックする目を養う。 事例問題の処理に向けて、具体的事実から問題点を抽出し、解決のための法理論を選択、そこから規範を定立し、事実に当てはめて結論を得るというプロセスを表現する基本的な論述スキルを修得するとともに、「比較」の視点から、刑法理論における相違や事実の規範的意味における相違などに気がつき対応できるように理解を深める。 |
授業計画 |
第1回 公務執行妨害罪と業務妨害罪 第2回 放火罪―刑法108条と109条1項との関係― 第3回 文書偽造罪―偽造概念― 第4回 住居侵入罪、名誉毀損罪と侮辱罪 第5回 不作為犯論 第6回 不作為による犯罪実現 第7回 罪数論 犯罪の個数と犯罪競合論 第8回 刑法理論のダイナミクス
小テスト2回実施予定 |
教科書・参考書等 |
授業用テキストは特に指定しません。 なお、演習書として刑法Bでも用いた以下のものを挙げておく。 嶋矢貴之他 徹底チェック刑法 有斐閣 2022年 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各授業回の予習等の詳細はTKCで必ず確認すること。
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履修上の注意 受講条件等 |
本講義は、各科目の実施方法の「1(2)知識、理論の獲得」、「2(1)教員からの対話中心」に相当します。成績評価は「基本、原則の正確な理解」に基に行います。 |
成績評価の基準等 |
授業時に適宜実施する小テスト・レポート(合計30%)と期末試験(70%)。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |