年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム |
講義コード |
PA346612 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
刑法A演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
ケイホウAエンシュウ |
英文授業科目名 |
Seminar of Criminal Law A |
担当教員名 |
秋野 成人 |
担当教員名 (フリガナ) |
アキノ シゲト |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水7-8 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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教員からの対話(質疑応答)中心、板書多用 1.予習 指定された犯罪類型につき条文を確認し受講生自ら解釈を施したうえで、その基本書等でその犯罪類型の内容・特徴をおさえ、特に解釈のあり方につき検討する。 2.授業 テーマとされる犯罪類型につき条文文言の解釈方法を確認するとともに、当該犯罪の守備範囲を他の犯罪との区別の観点から確認する。可能であれば、簡単な事例問題を知識整理に用い、事例解決の思考プロセスに慣れることを目指す。 3.復習 いくつかの文献資料を復習用に提示するので、それぞれの考え方のポイントを指摘し、これに対する賛否を根拠とともに考える。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
1年次 |
授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 必修【a法律基本科目】 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
【目標】 1.条文から、規定された犯罪の構成要件を解釈により導き出せる。 2.各犯罪類型の特質を明らかにするとともに、他の犯罪類型との違いを正確に指摘できる。 3.テキストや判決文を正確に読解し、それを範として論理的思考のプロセスを適切に再現し、さらに表現できる。 【概要】 刑法Aで習得した条文解釈ルールに従って,財産犯領域の各犯罪類型(強・窃盗罪,詐欺・恐喝罪,横領・背任罪,盗品等に関する罪)につき,条文からその構成要件を導き出せるように,条文解釈の実践を行う。各犯罪の処罰範囲の適正性をいかに図るかの観点から,条文文言の言葉の意味の限界と条文の目的・趣旨に基づく処罰の必要性との調整を重視して個々の構成要件要素において生じる問題点を検討する。その際,テキストや判決文を十分に読み込めることを重視する。授業の形態としては,質疑応答を中心とする。 |
授業計画 |
第1回 盗取罪①-窃盗罪の客観的成立要件 第2回 盗取罪②―窃盗罪の主観的成立要件 第3回 盗取罪③―強盗罪の成立要件 第4回 盗取罪③―強盗罪の周辺犯罪 第5回 交付罪-詐欺・恐喝罪の成立要件 第6回 横領罪-横領罪と背任罪 第7回 盗品等に関する罪 第8回 2項犯罪(強盗・詐欺・恐喝罪)と財産上の利益の取得
小テスト・レポート合計2回実施予定。 |
教科書・参考書等 |
特に授業用のテキストは指定しない。 なお、授業開始時に参考文献等は案内する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
教員との質疑応答を含む対話によって授業進行し、その際に板書を多用する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各授業回の予習等の詳細はTKCで必ず確認すること。
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履修上の注意 受講条件等 |
本講義は、各科目の実施方法の「1(2)知識、理論の獲得」、「2(1)教員からの対話中心」に相当します。成績評価は、「基本、原則の正確な理解」(財産犯の各犯罪類型の基本概念の正確な理解)に基づいて行います。 |
成績評価の基準等 |
授業時に適宜実施する小テスト・レポート(合計30%)及び期末試験(70%)。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |