年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム |
講義コード |
PA343115 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
知的財産法1 |
授業科目名 (フリガナ) |
チテキザイサンホウ1 |
英文授業科目名 |
Intellectual Property Law 1 |
担当教員名 |
板倉 集一 |
担当教員名 (フリガナ) |
イタクラ シュウイチ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
2年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 金5-6 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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授業計画に示されたテーマおよび内容について,事前に配布されるレジュメに沿って,教科書や参考書により予習していることを前提に基礎的な知識及び主要論点について,講義及び受講生に対する質疑応答による双方向授業を組み合わせて進める。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
7
:
大学院発展的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
2年次生 |
授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 選択必修【d展開・先端科目】 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
【目標】 著作権法について基礎的知識を修得するとともに,主要論点について判例規範を中心に理解し,説明できるようになることを目標とする。 【概要】知的財産法は,特許法,実用新案法,意匠法,商標法,著作権法,不正競争防止法等の総称であり 客体である情報(知的財産)の保護法である。知的財産の特徴,知的財産法の体系,著作権法の目的 著作物,著作者,職務著作,著作権,著作権の制限,著作者人格権,著作隣接権,みなし侵害を含む著作権侵害に対する法的救済について主要論点を分析・検討する。 |
授業計画 |
1.知的財産法の概要,著作権法の目的及び無体物と有体物の保護の相違 2.著作権の客体(1):著作物の要件及び言語の著作物 3.著作権の客体(2):音楽の著作物,舞踏無言劇の著作物及び美術の著作物(応用美術) 4.著作権の客体(3):建築の著作物,図形の著作物及び写真の著作物 5.著作権の客体(4):プログラムの著作物,二次的著作物及び編集著作物等 6.著作権の主体:著作者,共同著作・職務著作・映画の著作物の著作者・著作権者(小テスト) 7.著作権(1):複製権,上演権,演奏権,公衆送信権,伝達権及び口述権 8.著作権(2):展示権,頒布権,譲渡権,貸与権及び翻案権 9.著作権の制限(1):私的使用のための複製,付随対象著作物利用等及び図書館における複製 10.著作権の制限(2):引用及び教育・試験のための利用 11.著作権の制限(3):非営利目的の上演等及び美術の著作物の利用と制限 12.著作権の制限(4):インターネット等の円滑利用との調整及び著作権の存続期間(小テスト) 13.著作者人格権: 公表権,氏名表示権,同一性保持権及びその他人格的利益の保護 14.著作隣接権:実演家・レコード製作者・放送事業者,有線放送事業者の権利及び著作権譲渡契約 15.著作権侵害訴訟:みなし侵害,侵害の主体性,著作権の侵害及び侵害に対する救済手段 |
教科書・参考書等 |
1)テキストは,高林龍 『標準著作権法[第5版]』(有斐閣,2022年),小泉直樹・田村善之・駒田泰土・上野達弘編『著作権判例百選[第6版]』(有斐閣,2019年)を使用する。 2)参考書として,中山信弘『著作権法(第4版)』(有斐閣,2023年)を挙げておく。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料、TKCに提示するレジュメ |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
詳細はTKCを参照すること |
履修上の注意 受講条件等 |
本講義は、「1(4)応用力の涵養」、「2(2)双方向の対話中心」及び「2(4)論述能力の涵養 ①設問分析力、②制度選択力、③論理構成力、④文章作成力」に相当する。 成績評価は、「原則、修正、例外等の思考の型、枠組みの理解」、「法的思考の確認、三段論法の確認」及び「①文章、理論の正確な理解ができる、②制度を一覧して比較できる、③論理構成を比較し選択できる、④適切な文章表現ができる」を基に行う。 |
成績評価の基準等 |
TKC「レポートの出題」欄を利用して記述式小テストを2回実施する(各10%で合計20%),期末試験(80%)を総合評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
2年次配当科目だが3年次も受講可能。令和3年度以前入学者は3年次配当科目。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |