年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム |
講義コード |
PA341610 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
民事執行保全法 |
授業科目名 (フリガナ) |
ミンジシッコウホゼンホウ |
英文授業科目名 |
Civil Execution and Provisional Remedies |
担当教員名 |
田邊 誠 |
担当教員名 (フリガナ) |
タナベ マコト |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
2年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 火3-4 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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1) 受講者が、教科書の指定された箇所を検討していることを前提に授業を進める。 2) 限られた授業期間で広い範囲を学習することになるので、講義の前後の自習、とくに復習が不可欠である。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
7
:
大学院発展的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
2年次生 |
授業のキーワード |
民事執行法、民事保全法、強制執行、担保権、仮差押え、仮処分 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 選択【d展開・先端科目】 民事執行法および民事保全法を中心として、強制執行および担保権実行手続ならびに仮差押えおよび仮処分の発令手続・執行手続について講義する。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
【目標】 (1)民事執行と民事保全の手続全体の流れと基本的な構造を理解できること。 (2)民事執行法と民事保全法の諸原則を具体的な事例に則して理解できること。 【概要】民事執行法および民事保全法を中心として、強制執行、担保権実行,保全処分(仮差押えおよび仮処分)についての講義を行う。講義の目標は、受講者が民事執行・民事保全の手続の全体像と基本原理を理解できることにある。 民事執行では、民事執行の基本構造(債務名義・執行文、執行の対象財産)、執行関係訴訟、違法執行に対する救済、不動産・動産・債権等を対象とする金銭執行、非金銭執行、担保権の実行などを扱う。民事保全では、仮差押え・仮処分の発令・執行の手続・効力などを扱う。 |
授業計画 |
1:民事執行手続の概観、民事執行の基本構造(1) 2:民事執行の基本構造(2)、債務名義 3:執行文、執行の対象財産、債務者の財産状況調査 4:執行手続の進行、執行関係訴訟、違法執行に対する救済 5:不動産執行(1) 6:不動産執行(2) 7:不動産執行(3) 8:動産執行 9:債権執行(1) 10:債権執行(2) 11:その他の財産権に対する執行 12:非金銭執行 13:担保権の実行、形式的競売 14:民事保全(1) 15:民事保全(2)
期末試験を実施します。 |
教科書・参考書等 |
教科書=上原敏夫・長谷部由起子・山本和彦『民事執行・保全法(第6版)』(有斐閣、2020)。 参考書=中野貞一郎・青木哲『民事執行・保全入門(補訂第2版)』(有斐閣、2022)、中西正・中島弘雅・八田卓也・青木哲『リーガルクエスト民事執行・民事保全法(第2版)』(有斐閣、2021)、『民事執行・保全判例百選(第3版)』(有斐閣、2020)、平野哲郎『実践民事執行法民事保全法(第3版)』(日本評論社、2020) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
教科書、配付資料、TKCに提示するレジュメ |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
詳細はTKCを参照してください。 民法・民事訴訟法について十分に復習をしておいてください。 教科書は、使いやすさを考えて、昨年度も使った有斐閣アルマを挙げていますが、中野貞一郎先生の『民事執行・保全入門(補訂第2版)』が最新の改正をカバーし、理論的に掘り下げた記述もあるので、記述の順序を気にしないのであれば、こちらを利用されても良いと思います。 |
履修上の注意 受講条件等 |
本講義は、各科目の実施方法の「1(2)知識、理論の獲得」、「2(1)教員からの対話中心」に相当します。成績評価は、「基本、原則の正確な理解」を基に行います。 受講者の理解度を確認するために,随時「双方向の対話」を交えます。 |
成績評価の基準等 |
期末試験90%,授業中の質疑応答10% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
民事執行・保全法についての知識は実務に不可欠です。各手続の基礎にある考え方を理解することによって、手続についての知識を無理なく習得できるような講義を目指しています。 |
その他 |
2年次配当科目だが3年次も受講可能。令和4年度以前入学者は3年次配当科目。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |