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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム
講義コード PA320121 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 法曹倫理2
授業科目名
(フリガナ)
ホウソウリンリ2
英文授業科目名 Lawyer's Professional Responsibility 2
担当教員名 田上 剛,野田 隆史
担当教員名
(フリガナ)
タノウエ ツヨシ,ノダ タカシ
開講キャンパス 東千田 開設期 2年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 月1-2
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
1)あらかじめ具体的事例(TKCにアップ)を与えて,事前に検討の上で講義に臨む。
2)あるいは,必要に応じ講義当日,その場で事例を与えて演習形式でディスカッションを行う。各自見解を発表するとともに,異なる見解の論者との議論を行う。
 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 01 : 法学
対象学生 2年次
授業のキーワード 具体的事件における職業倫理 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
選択【b実務基礎科目】 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 【目標】
法曹倫理1で習得した倫理観・倫理意識をより確かなものにする。
【概要】
法曹倫理1で習得した実務家法曹としての倫理上の基本的考え方を基礎にして,より発展的な事例を検討する。 
授業計画 第1回 破産・民事再生等をめぐる倫理問題(民事)
第2回 共同事務所及び弁護士法人における倫理問題(民事)
第3回 隣接業種ないし周辺職種との関係における倫理問題(民事)
第4回 法令精通義務等(民事)
第5回 裁判外紛争処理手続(ADR)の実施者としての倫理問題(民事)
第6回 弁護過誤(民事)
第7回 事務所経営の倫理問題(民事)
第8回 刑事裁判における法曹倫理(刑事)
第9回 刑事事件とマスコミ(刑事)
第10回 参考人との接触((刑事)
第11回 共犯事件(刑事)
第12回 証拠開示・刑事記録の取扱い(刑事)
第13回 国選弁護活動の範囲(刑事)
第14回 証言拒絶権・押収拒絶権(刑事)
第15回 控訴審・上告審における法曹倫理(刑事)

期末試験を実施する。 
教科書・参考書等 担当教員が設例・設問を与える。
参考書としては,法曹倫理1(2年前期)を参照されたい。なお,刑事法曹倫理に関しさらに深めたい場合は,後藤昭ら編著『実務体系 現代の刑事弁護1〜3』(2013年,第一法規),佐藤博史著『刑事弁護の技術と倫理―刑事弁護の心・技・体』(2007年,有斐閣)も参照されたい。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,TKCに提示するレジュメ 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
詳細はTKCを参照すること 
履修上の注意
受講条件等
本講義は,各科目の実施方法の「1⑷応用力の涵養」「2⑵双方向の対話中心」「2⑷論述能力の涵養 ①設問分析力、②制度選択力、③論理構成力」に相当します。成績評価は「原則,修正,例外等の思考の型,枠組みの理解」「法的思考の確認,三段論法の確認」「①文章,理論の正確な理解ができる」「②制度を一覧して比較できる」「③論理構成を比較して選択できる」を基に行います。 
成績評価の基準等 期末試験(持込は小六法及び弁護士職務基本規程のみ)80%,平常点20%(授業中の発言) 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
経験豊かな実務家教員(弁護士)が,法曹実務の基礎について実践的な講義を行う。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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