年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム |
講義コード |
PA302213 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
重点演習(刑事法2) |
授業科目名 (フリガナ) |
ジュウテンエンシュウケイジホウ2 |
英文授業科目名 |
Advanced Seminar of Criminal Law and Procedure II |
担当教員名 |
秋野 成人,田上 剛 |
担当教員名 (フリガナ) |
アキノ シゲト,タノウエ ツヨシ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
3年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月5-6 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
演習中心(授業時に授業用事例課題を用いてその場で起案を行い、これを基に質疑・議論を行う手法)、板書多用、質疑応答・ディスカッション |
単位 |
1.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
7
:
大学院発展的レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
3年次生 |
授業のキーワード |
|
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 選択必修【a法律基本科目】 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
【目標】 受講生の苦手領域の克服を目指しながら、その領域を用いて、事例における争点を見つけ出し、条文や基本原則・基礎理論照らしながらその解決の方向性を探るという紛争解決の思考フレームをしっかりと修得させることを目標とする。正解探しという呪縛から逃れて、スマートな事例の解決を、段階を踏んでプロセスとしてわかりやすく説明できることが求められる。 【概要】 受講生が刑法総論及び各論において苦手とする領域を取り上げて,以下の目標に向けて,その場で事例問題を提示し所定の時間内に解決の方向性を明確に指し示すメモを書かせ,これを素材として,ゼミナール形式で行う。 1.刑事法総合演習及び重点演習刑事法1において学んできた事例問題解決の手法を,刑法総論及び各論における重要な刑法理論が複数同調的にあるいは対立的に絡み合う複雑な事例問題を素材に,洗練させる 2.刑法の問題発見能力,事実等に重要な相違があるか否かを見極める能力,新たな問題点にいくつかの観点から複数の解決策を組み立てる能力を洗練させる。 |
授業計画 |
第1回 人身犯を素材とした基本構成要件の問題 第2回 人身犯を素材とした修正構成要件の問題 第3回 人身犯を素材とした共犯論の問題 第4回 財産犯を素材とした基本構成要件の問題 第5回 財産犯を素材とした修正構成要件の問題 第6回 財産犯を素材とした共犯論の問題 第7回 最新裁判例を読む➀ 第8回 最新裁判例を読む➁ |
教科書・参考書等 |
各自の基本書及び判例集 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
板書多用 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
詳細はTKCを参照のこと |
履修上の注意 受講条件等 |
この授業は,各科目の実施方法の「1(4)応用力の涵養」、「2(2)双方向の対話中心」,「2(3)事例,研究中心」,「2(4)論述能力の涵養①設問分析力,②制度選択力,③論理構成力,④文章作成力」に相当します。 成績評価は「基本,原則の正確な理解」,「原則,修正,例外等の思考の型,枠組みの理解」,「法的思考の確認,三段論法の確認」,「①文章,理論を正確に理解できる、②制度を一覧して比較できる、③論理構成を比較し選択できる,④適切な文章表現ができる」,を基に行います。 |
成績評価の基準等 |
各授業終了時に提出する疑問点ペーパーを6回(各3点合計18点)課し、起案2回(各35点合計70点)と書き直しレポート1回(12点)評価点を合算して成績評価を行う。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |