年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期 |
講義コード |
WKA31010 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
教育科学と社会(日本語クラス)令和6年度以降入学生 |
授業科目名 (フリガナ) |
キョウイクカガクトシャカイ |
英文授業科目名 |
Educational Sciences and Society(Japanese Class)Students enrolling in AY 2024 or later |
担当教員名 |
草原 和博,七木田 敦,若松 昭彦,森 まゆ,奥村 安寿子,小野 章,田中 秀幸,村上 かおり,徳永 崇,上田 毅,谷口 京子,多田羅 多起子,鈴木 明子,永田 良太,佐藤 大志,鈴木 裕之,北臺 如法,大膳 司,吉冨 健一,馬場 卓也,中山 亜紀子,西原 貴之,尾川 満宏,担当教員未定 |
担当教員名 (フリガナ) |
クサハラ カズヒロ,ナナキダ アツシ,ワカマツ アキヒコ,モリ マユ,オクムラ ヤスコ,オノ アキラ,タナカ ヒデユキ,ムラカミ カオリ,トクナガ タカシ,ウエダ タケシ,タニグチ キョウコ,タタラ タキコ,スズキ アキコ,ナガタ リョウタ,サトウ タケシ,スズキ ヒロユキ,キタダイ ユキノリ,ダイゼン ツカサ,ヨシドミ ケンイチ,ババ タクヤ,ナカヤマ アキコ,ニシハラ タカユキ,オガワ ミツヒロ,タントウキョウインミテイ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 集中:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
21
:
社会人基礎 |
学問分野(分科) |
09
:
大学院共通 |
対象学生 |
教育科学専攻生 |
授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
教育科学における研究が社会にどのような影響を及ぼし,また社会からどのような影響を受けてきたのかについて,自然科学や生命科学を含む他分野との関連も踏まえて解説する。それぞれの分野と日本社会及び国際社会との繋がりを学ぶことにより,教育科学が今後の社会の形成においてどのような役割を期待されているのかの理解につなげる。また,受講生自身の研究テーマが人間社会の発展にどのような関与をし得るのかを考察することにより,研究意欲の向上を目指す。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンスとして,本講義の全体像を解説する。具体的には,①戦後の「政治化」した学校教育が「脱政治化」してきた背景と,②2000年代以降に「再政治化」してきたことに伴う課題を,主権者教育論・シティズンシップ教育論と日本の政治体制の変化の観点から解説する。【草原和博】 第2回 教育学に関する分野を中心として,日本社会との関りについて他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,近年学校教育においてニーズが高くなっている特別支援教育について,乳幼児期,児童期,青年期でのそれぞれの発達課題と,それに合わせた具体的な実践場面での実例についてインクルーシブ教育の観点から解説する。【七木田敦】 第3回 教育学に関する分野を中心として,日本社会との関りについて他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,高等教育の中核をなす高大接続について、その現代的問題点やその改革動向について解説する。【大膳司】 第4回 教育学に関する分野を中心として,日本社会との関りについて他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,子ども・若者のキャリア形成に関する諸問題を取り上げ,教育や支援の課題と今後の展望について,現代社会の特質をふまえて検討する。【山田浩之,尾川満宏】 第5回 教育学に関する分野を中心として,国際社会との関りについて他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,導入部分でEFA,SDG4など教育開発へ向けての国際社会の取組を紹介する。続いて,米国や日本をはじめ,世界各国におけるSTEM教育及びSTEAM人材育成への教育政策の動向と課題を,PISAやTIMSS等国際学力調査結果等のエビデンスを踏まえながら解説する。【谷口京子】 第6回 教育学に関する分野を中心として,国際社会との関りについて他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,TALIS国際調査およびアジア・アフリカ諸国の事例を取り上げ,教育の質,教師の質,教師教育の観点から解説・議論する。【馬場卓也】 第7回 日本における学校教育と社会との関わりについて,他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,障害の概念や特別の教育的ニーズのある子供の理解と支援を紹介し,多様性に富む社会の形成に向けた基礎的知識について論じる。【若松昭彦】 第8回 日本における学校教育と社会との関わりについて,他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,自然現象や社会生活に理科・数学がどのように関わっているかを,理科教育学・数学教育学の観点を交えて解説する。【吉冨健一,北臺如法】 第9回 日本における学校教育と社会との関わりについて,他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,①教科書の構成や記述の変化と②社会構造の変動や国家・政策との関連を,社会科教育学の観点から考察する。また,技術や情報おける発展に対して社会や教育への影響について述べる。【草原和博,田中秀幸,鈴木裕之】 第10回 日本における学校教育と社会との関わりについて,他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,①教科書の内容や扱い方と②現在求められている学力との関連を,英語科教育学の観点から考察する。また,①教科書教材が開く問題領域と②現代社会に生きる学習者の問題との関連を,国語教育の観点から考察する。【小野章,佐藤大志,西原貴之】 第11回 日本における学校教育と社会との関わりについて,他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,学校教育においてスポーツ科学が体育科にどのように入ってきたかを発育発達の観点から解説する。また,学校教育における家庭科と,生涯を通して人間生活の営みを支える家政教育との関わりについて,具体的事例を踏まえて解説する。【鈴木明子,上田毅,村上かおり】 第12回 日本における学校教育と社会との関わりについて,他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,同じ芸術教科である音楽科と美術科の特性について概説し,両教科の関わりや社会との関係について考察する。【藤井雄介,徳永崇,多田羅多起子】 第13回 日本語教育学関する分野を中心として,社会との関りについて他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,留学中における言語学習体験を言語学習者のアイデンティティの観点から論じる。【中山亜紀子】 第14回 日本語教育学関する分野を中心として,社会との関りについて他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,国内の文化的言語的に多様な背景をもつ子どもの複数言語の育成とアイデンティティの確立に向けた教育的課題と解決方法について考察する。【渡部倫子】 第15回 日本語教育学関する分野を中心として,社会との関りについて他の分野との関連を踏まえて解説する。具体的には,社会のグローバル化に伴う他言語および他言語母語話者との接触機会の増加によってもたらされる言語変化とコミュニケーション上の課題について解説する。【永田良太】
毎週,同時公開される2つのオンデマンド教材のうち任意の1つを選択して視聴し,課題を提出すること。1週間に2つの課題を提出することはできません。(課題提出の合計7回)
第2回~第15回に実施する小テスト(10点×7回=70点)を100点満点に換算する |
教科書・参考書等 |
とくに指定しない。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
教員の指示する資料・文献等を購読すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
受講条件:令和6(2024)年度以降入学生対象 授業への出席回数が全体の3分の2に満たない場合は,単位修得が認められない。 |
成績評価の基準等 |
成績は,各回における小テストで評価する(10点×7回を100点に換算する)。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
教育実践,国際協力の実務等 |
メッセージ |
もみじ掲示,moodle,Microsoft Teams等のいずれかにより,受講について連絡するので,履修漏れがないように,よく確認すること。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |