年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻日本語教育学プログラム |
講義コード |
WND26008 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
特別研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Tutorial Seminar in Special Topics |
担当教員名 |
西村 大志 |
担当教員名 (フリガナ) |
ニシムラ ヒロシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 木5-6:教員研究室 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
対象学生 |
日本語教育学専修生選択必修(西村主担当の修士論文の学生のみ)、副指導の方は主指導の先生と相談してからメールください。 |
授業のキーワード |
修士論文 文化社会学 コミュニケーション論 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
「日本」の文化・社会を考えるための理論と方法を身につける。とくにコミュニケーション論、文化理論にふれつつ、より高度な読解力と思考力を養成する。 日本の文学、漫画から映画、落語に至る文字、図像、音声、映像資料等を融合的に検討しつつ、文化理論およびコミュニケーション論の知識を身につける。文化やコミュニケーションに関する理論を紹介し論理的思考力の向上をめざす。 |
授業計画 |
授業計画 第1回 はじめに。 第2回 コミュニケーションと文化を問い直すための基本的思考ツールの再確認。 第3回 相対主義と普遍主義。 第4回 本質主義と構築主義。 第5回 差異性と同一性。 第6回 コミュニケーションとは。コミュニケーションが成り立つとは。 第7回 成り立っているという誤解と、成り立っていないという誤解。 第8回 ダブル・バインド的コミュニケーション(より複雑なコミュニケーションを考えるために)。 第9回 病理としてのダブル・バインド的コミュニケーション(病いを考えるために)。 第10回 生成としてのダブル・バインド的コミュニケーション(遊びと創造性を考えるために)。 第11回 現実と虚構の分かれ目(フィクションとノンフィクションを考えるために)。 第12回 本当と嘘、真実と虚偽を考える(歴史と自伝を考えるために)。 第13回 「嘘」の理論的検討を通して、小さな理論と大きな理論の交叉を考える(文学作品と理論を考えるために)。 第14回 言い訳と動機の語彙(語り手の語る「動機」は、個人の心情の発露として読み解くべきなのか)。 第15回 行為と演技(基盤におく思考法をかえると社会や文化はどう違って見えるか)。
修士論文のそれぞれのテーマにとって必要な理論書をよみ、調べ方を身につける。 |
教科書・参考書等 |
本人の修士論文に必要な書籍を適宜紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
本人のテーマに応じて適宜手法の説明、および資料を配布する。わからないときは、早めに質問してください。わかりやすく説明するよう試みます。 |
履修上の注意 受講条件等 |
西村主担当の学生のみ履修。 |
成績評価の基準等 |
授業への参加具合を多面的に評価する。100パーセント。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
学生さんの理解具合にあわせて内容を適宜調整します。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |