年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻日本語教育学プログラム |
講義コード |
WND22050 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
文化社会学演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Topics in Cultural Sociology |
担当教員名 |
西村 大志 |
担当教員名 (フリガナ) |
ニシムラ ヒロシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 金5-8:教L107 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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対面のみで行う予定です。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
14
:
文化論 |
対象学生 |
日本語教育学専修、ほか誰でも可 |
授業のキーワード |
歴史比較・文化比較 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 文化分野 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
「日本」の文化と社会をおもな対象とした文化社会学およびその周辺の文化理論に関わる重要文献を読み、報告・討議を行う。報告者の読解力、プレゼンテーション能力の向上を図るのみならず、聞き手が能動的に議論する能力の向上もめざす。報告者と聞き手の討議という相互作用からあらたな知に至れるように試みる。文化理論、社会理論を補助線に読むとといかに論説文、説明文が読みやすく(さらに解説しやすく)なるかを実感してもらうとともに、学校現場で自律的討論を補助する訓練ともなることを目指す。 |
授業計画 |
第1回:批判的に読むことと建設的に読むことの両立をめざす方法を解説。本人の興味と適性、能力も勘案して、担当報告文献の選定。 第2回:見田宗介『現代社会の理論』 第3回:見田宗介「まなざしの地獄」「現代社会はどこに向かうのか」 第4回:作田啓一『個人主義の運命』 第5回:井上俊「物語としての人生」「動機と物語」 第6回:青木保『「日本文化論」の変容』 第7回:井上章一『美人論』『美人コンテスト百年史』 第8回:津金澤聡廣『宝塚戦略』 第9回:猪瀬直樹『二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?』 第10回:輪島裕介『創られた「日本の心」神話』 第11回:夏目房之介『マンガと戦争』 第12回:多木浩二『天皇の肖像』 第13回:竹内洋『立志・苦学・出世』 第14回:広田照幸『日本人のしつけは衰退したか』 第15回:想像力をのばし、建設的に読むための工夫をめぐって。さらに、小論文の構成力について。 定期試験は実施しない。
発表(60パーセント)や討論(40パーセント)をもとに点数化。 試験・レポートは行わない。
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教科書・参考書等 |
以下参考書。買わなくても構わない。適宜参照する。 井上俊・伊藤公雄編2009『社会学ベーシックス3 文化の社会学』、2009『社会学ベーシックス7 ポピュラー文化』、2010『社会学ベーシックス10 日本の社会と文化』いずれも世界思想社 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
あまり習うというような消極的な感じでなく、ともに考える、研究するという感覚でおこしください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
みんなでわけへだてなく、建設的に議論したいと思います。もっとこうすれば面白くなる、こんな面白い本があると積極的に討論したいと思います。 |
成績評価の基準等 |
授業での発表や討論を総合的に評価します。本人の発表60パーセント、討議40パーセントの予定です。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
単位にならなくても討議に参加したい人は歓迎します。学部生・院生を問いません。 |
その他 |
さまざまな学部・学科・専攻をこえて自由にご参加ください。ただ、学部・学科の違いによっては単位にならないケースもありますから、各自で所属の規定を確認してください。
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |