年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻教育学プログラム |
講義コード |
WNC59050 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
学費政策論 |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Tuition and Student Financial Aid Policy |
担当教員名 |
吉田 香奈 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヨシダ カナ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 木3-4 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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オンライン(同時双方向型)Microsoft Teams |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
高等教育政策、高等教育財政、学費政策、授業料、大学進学、教育機会均等、授業料無償化、奨学金、高授業料/高奨学金政策 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
本講義は,大学の授業料・納付金等の「学費」をめぐる政策に注目し,日本および諸外国の動向と課題を比較考察することを目的としている。現在,大学の学費は無償・低廉に設定されている国がある一方,高額な授業料を徴収している国もある。経済的理由によって大学進学・修学が困難な学生に対して,国は高等教育を受ける権利と機会均等を保障するために奨学金等の経済的支援を講じる必要がある。しかし,その方法は国によって異なっており一様ではない。そこで,本講義では,学費政策に関するテキスト・資料の講読,発表,討論を行い,国の学費政策の在り方を考察する。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション-学費をめぐる政策とは- 第2回 学費・奨学金政策の成立と展開 第3回 学費・奨学金政策の動向 第4回 国立大学財政と学費・奨学金 第5回 私立大学財政と学費・奨学金 第6回 奨学金政策の効果 第7回 奨学金政策の効果 第8回 諸外国の学費・奨学金政策(中国) 第9回 諸外国の学費・奨学金政策(中国) 第10回 諸外国の学費・奨学金政策(韓国) 第11回 諸諸外国の学費・奨学金政策(イギリス) 第12回 外国の学費・奨学金政策(オーストラリア) 第13回 諸外国の学費・奨学金政策(アメリカ) 第14回 諸外国の学費・奨学金政策(アメリカ) 第15回 総合討論
最終レポートを提出する |
教科書・参考書等 |
<教科書・参考書等>授業時に提示する <主な参考書> 市川昭午(2000)『高等教育の変貌と財政』玉川大学出版部。 広田照幸他編(2013)『大学とコスト-誰がどう支えるのか』岩波書店 丸山文裕(2009)『大学の財政と経営』東信堂。 島一則編集(2011)『大学とマネー-経済と財政』リーディングス日本の高等教育8、玉川大学出版部。 小林雅之編著(2012)『教育機会均等への挑戦-授業料と奨学金の8カ国比較』東信堂。 上山隆大編著(2013)『大学とコスト-誰がどう支えるのか』シリーズ大学3、岩波書店。 大岡頼光(2014)『教育を家族だけに任せない-大学進学保障を保育の無償化から』勁草書房。 王帥(2016)『中国における大学奨学金制度と評価』東信堂。 樋口美雄・萩原里紗編著(2017)『大学への教育投資と世代間所得移転―奨学金は救世主か』勁草書房。 橋本鉱市・阿曽沼明裕編著(2021)『よくわかる高等教育論』ミネルヴァ書房 。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料、パワーポイント、Microsoft Teams |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
・事前に配付資料を読んでおくこと。授業の初回に提示する。 ・担当者が論文の内容をレジュメ形式にまとめて報告する。レジュメは授業の前日までに提出すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
授業における発表、討論、コメントシートおよび最終レポートを総合的に評価する |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |